JUGEMテーマ:お仕事
素敵なブラック企業( ´艸`)
http://marubana.link/post-8346/8346/
日本の企業が効率の悪い仕事の進め方や古い社風でブラック企業化し
社員は家族と過ごす時間やリフレッシュする時間も削られ
過労死や自殺・うつ病の社員が増えてきた
最近、ようやく一部の企業でもこの状態を重く見て動き始めた
先日オリックス 5日以上有給取得で最大5万円の奨励金を出すと発表
内閣府は「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」において、
「誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、
子育て・介護の時間や、家庭、地域、自己啓発等にかかる
個人の時間を持てる健康で豊かな生活」
を私たちが送れることを目標として掲げている。
しかし、日本の企業が社員を大切にし心豊かな人材を育めるようになるには
まだまだ先かもしれない。
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専門家による予測で不況の波が押し寄せてくると言う話もありますが
実際にどうなるかは不明ではあります。
しかし、選挙当日に株価は大幅な動きがあったことは事実であります。
経営者として不景気のあおりは気になりますが
忘れてはいけないことは、商品やサービスそのものを売っているわけではないということ
商品やサービスはお客さんにとって欲求を満たしたり悩みを解決したりするためのもの
商品やサービスはそのためのものであり
自分(お客さん)にとって価値ある物がほしいと思いお金を出すということです。
市場はこの「価値」を巡っての争いということになります。
御社の扱っている商品やサービスは
誰(ターゲット)にとってどのような価値をもたらすのだろうか?
その価値をお客さんにもたらすための自社の独自資源は何だろうか?
お客さんから見た御社の強みや差別化ポイントは何だろうか?
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JUGEMテーマ:マーケティング
他社や他人が持っているものは「独自」とはなりえない
そういう意味では自身の苦労したことや経験も独自資源となりえる
自身が経験した事や克服(ノウハウ)したことを活かし
「同じ苦労をしている人のために役に立ちたい」と言う想いも
それは独自資源となるのです
独自資源はお客さんには直接目で見たり触れたりすることはできませんが
お客さんの目に見え、直接的に価値があるものが強みや差別化となります
独自の資源から生まれるものが差別化や強みであり
独自資源に支えられていない強みは他社に簡単にマネされてしまいます
しかし、自身が学んだ経験やノウハウから生まれる強み
つまり成功体験は何よりもの独自資源となりえる
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JUGEMテーマ:健康
朝方、起きてから「なんとなく億劫だな」と言う症状は誰しも感じる感覚です
一般的にこれらの症状は時間と共に薄れて行き
一度行動を始めると忘れてしまうことという体験はあると思います
また、頭痛(睡眠不足による頭痛・疲労や風邪が原因の頭痛など)は
一時的な症状であることがほとんどですが
うつ病による症状は、そうした一過性の症状とは異なり
朝、目覚めた瞬間から一日を通して続くのが特徴で、総じて気分も悪くなります
ストレスが溜まり心がオーバーヒートしている状態なのに
無理しようとしても心も体もいうことが聞いてくれるわけがありません
うつ病になりやすい性格は、マジメ・努力家・神経質・几帳面
不器用な性格(頑固・融通が利かない・何事にもこだわるタイプ)ですが
オーバーヒートしている状態にもかかわらず
行動できないことを自分の努力不足のように感じてしまったり
「やってできないことはない」と無理をしてしまいがちなのです
そういったことを繰り返すうちに、悪循環から症状が悪化してしまいます
うつ病でのイライラ症状は、他人に対してと言うより
自分に対しての「いらだち」が多いようです
何をやってもスムーズに進まないなど、自分に対しての苛立ちがつのり
できない自分への不安や焦りから、ひいては情けなさを感じることもあります
しかし、実際には無理してもいいことはありません
休みを取らずに無理に仕事を続け、かえって仕事の能率が下がってしまったり
そのことで、さらに自分のことを責めてしまったり
悪いほうへ向かってしまうのが容易に想像できます
傍目には、「さぼっている」「怠けている」と言ったような印象を
与えてしまうことがあります
それらは、怠けたようと思っての行動ではなく
病気の症状であり、当の本人は元気なときのように行動したいのに
うつ病でエネルギーが切れてしまっている状態なので動くことができないのです
そんな人に「もっとちゃんとしろ」「前向きになれ」などと言えば
自分のふがいなさや、簡単な日常生活すらまともにできないことに対して
自分を責め、ますます落ち込んでしまいます
本人は頑張ろうとして、悪循環になっているにも関わらず
健常時なら周囲の期待や励ましが嬉しい場合でも
うつ病患者にとっては、おおきなプレッシャーとなります
うつ病でとことんまで落ち込んでいるときに
「頑張れ」「しっかりしろ」「ちゃんとしろ」などと言われれば
できない自分を責め、さらに落ち込んでしまう結果となります
周囲が取るべき行動は
まず、本人の辛い状況を理解し、受け入れることです
そして、自分がその立場にたって、相手の辛さに共感を示し
受け止めてあげることが大事です
うつ病の治療には、軽症うつ病なら1ヵ月〜3ヶ月
中等以上の場合3ヶ月〜1年
薬は再発予防を視野に入れた場合は1年〜2年、服用することも普通です
会社勤めの場合、いきなり1年間の休養を取れと言われても
本人は困惑や不安になる場合もあるので、医師や産業医・上司や本人の間で
「とりあえず、1ヶ月くらい休んで様子を見てみようか」などと
「それくらいなら何とかなるかもしれない」と本人が思えるような
話し合いが必要です
先にも述べたように、オーバーヒートした状態では仕事の能率も下がるので
本人も、焦らずに「休養も仕事のうちである」と理解が必要です
仕事に復帰する場合でも、以前の職場に戻るか、異動するか、転職するか
仕事の適性や生活環境などを考慮して少しずつ社会復帰していきます
たとえば、ケガで一線からはずされたスポーツ選手の場合
長い休養期間やリハビリ期間を経て、調整しトレーニングを行い
万全を期してから復帰することになります
怪我が治っ宝と言って、いきなり試合にフル出場などと言うことになれば
せっかく治りかけていた怪我が悪化する場合もあるでしょうし
最悪の場合、選手生命を絶たれてしまうこともありえるからです
うつ病は、怪我と違い外からは外傷がないので分かりずらいですが
同じように、始めはウォーミングアップのつもりで
軽めの業務に就き、少しずつ様子を見ながら勤務時間を延ばしたり
仕事の量を調整していきます
長い休養を経ての復帰ですから、いきなり以前のように働けなくて当然です
あわてず、焦らず、心身ともに慣らしていくことが大切です
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JUGEMテーマ:独立開業・起業
先日の小池都知事の所信表明を見ていて
気が付いたのが「この人、横文字が多いな」と言うこと
相手が外国人や外資系企業の人ならそれでもよいのでしょうが
それをテレビで見ている都民は日本人である
横文字を並べて何が言いたいのかよくわからない言葉で話すより
もっと平坦な言葉でわかりやすく話したほうがよい
これは企業にも同じことが言えます
広告に横文字の用語を使って「カッコいい感じ」に見せてはいるが
横文字の用語が分からない人には「どういう意味?」となる
もったいない話である
もちろん、ターゲットが横文字の用語が通じる相手ならば
それはそれでよいのですが
専門用語もそうです
普段業界で話しているような言葉を
営業や商品説明で使って通じるとは限らない
問題は「平坦で且つ短い言葉で」その商品や会社が
どの様な悩みを解決してくれるのか
どの様な欲求を満たしてくれるのかを表しているかである
先日の小池都知事の所信表明を見ていて
気が付いたのが「この人、横文字が多いな」と言うこと
相手が外国人や外資系企業の人ならそれでもよいのでしょうが
それをテレビで見ている都民は日本人である
横文字を並べて何が言いたいのかよくわからない言葉で話すより
もっと平坦な言葉でわかりやすく話したほうがよい
これは企業にも同じことが言えます
広告に横文字の用語を使って「カッコいい感じ」に見せてはいるが
横文字の用語が分からない人には「どういう意味?」となる
もったいない話である
もちろん、ターゲットが横文字の用語が通じる相手ならば
それはそれでよいのですが
専門用語もそうです
普段業界で話しているような言葉を
営業や商品説明で使って通じるとは限らない
問題は「平坦で且つ短い言葉で」その商品や会社が
どの様な悩みを解決してくれるのか
どの様な欲求を満たしてくれるのかを表しているかである
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JUGEMテーマ:お仕事
何故人間は生きるのか
戦後の日本人は会社の奴隷化してしまった
家族を顧ずに一心不乱に会社にしがみつく大人たち
戦後、日本を支えてきた世代は
「俺が日本の経済を動かしてきたんだ」
「俺の若い頃はな・・・」なんて言いながら
家に帰ったら、嫁さんから子供の相談をされても「君に任せた」
姑との相談をされても「うまくやってくれ」としか言わず
たまに、父親ぶってえらそうに子供に説教しようとすると
「うるせーっ」なんて言われながら
娘からは「汚いんだから、お父さんの洗濯物と一緒に洗わないで」とか言われ
たまの休日の日に家でユックリしようとすると居場所が無くて
早く帰っても「食事作ってないわよ」と言われる
確かに、戦後まもなくして日本は経済大国として登り詰めたが
それと同時に家族との絆は薄くなり
便利な世の中にはなったが、自然は破壊され、ストレスフル社会へと進む
団塊世代が作り上げた「家族を顧ず会社へ身を尽くす」と言う精神は残り
時代に逆行し効率化を捨てて古いやり方にしがみつき「残業があたりまえ」
休みも返上し、あげく身も心もボロボロになりなっていく
家に帰れば自分の居場所はなく、しかたがないので仕事を続けると言う悪循環
物が溢れ豊かになったゲーム世代やネット社会の子供達
しかし父親や家族と過ごす時間は少なくなり、対人関係を築けなくなり
大人になると、平気で人を殺したりモンスターペアレントとなる
(あるいはお受験戦争で人を突き落とし生きていくことしかできなくなる)
さらに進んで今は二代目モンスターペアレントや
ゲーム世代の父親が家族を顧みずゲームばかりやっている
また、汚職や天下りで大金を手に入れる政治家たち
それを見て育った現在の子供達は夢も希望もなく
偉くなりたいとも思わず、ただ現実を見るだけ
子供は2980円の服でも買うかどうしょうか迷いながら
バブル期の母親たちは多少高い服でも買いなさいよと進める
少なくとも、子供や家族を作ったなら家族と過ごす時間を大切にすべきで
仕事は残業を辞めて早く帰って家族と過ごし
連休はキャンプなどへ行って一緒に食事を作ったり釣りをしたり
カヌーで湖や川を下り、夜は天体観測をしながら自然の大切さを教える
また、よい気の満ちた場所はリラックス効果も生みストレス解消にもなる
余裕があるなら狭い日本だけを見ているのではなく海外などに行き
文化や人種の違いを知ることも大切である
普段から話をする時間を作り、偉そうに子供に説教するのではなく
共感し理解し、それぞれの家族での役割を話し合うこと
家族があっての仕事であり、自分の人生であると言うこと
そうでなかったら、何のために生きているんだか分からなくなる
仕事も楽しまずにただ働くだけなら何のために仕事をするのか
子孫存続のためだけなら、本能的な感情だけで十分である
人間は本能的な思考以上に考える力があり、感情がある
人生、仕事も勉強も遊びも楽しくなくちゃ意味がない
もちろん楽しいことばかりじゃないけど
やりがいを感じれれば、辛いことも乗り越えることができるし
達成感も感じることができるのではないだろうか
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JUGEMテーマ:健康
うつ病にしろ不安症にしろ依存症にしろ
(一部の)ストレス疾患の原因は外的要因が強い
誘因は自分の能力を超えた仕事や社会環境により
精神的に耐えることが出来なくなり発病する
原因としては遺伝子、成育歴、脳の神経伝達物質などいろいろ考えられる
カウンセリングにおいて、過去や原因を追究すしたり
あるいは病名を付けて治療を行うものではなく
クライアントとの対話によりストレスを緩和し
その人の生活習慣や認知の歪みを修正することにある
認知の歪みとは
人間はある環境に対応した考えで問題を解決しようとします
ストレスが強くなるとそうした適応的な働きが出来なくなり
次々と悲観的な考えが頭に浮かぶようになり否定的な判断をするようになります
人間は困ったことが起きると本能的に、自分が一番自信のある方法を使って
問題を解決しようとしますが、それが仮に上手くいかないようなことがあると
まるで自分が否定されたように感じてしまいます
意識しないところで、自分の価値まで否定されたと思って
最初のやり方からなかなか離れられなくなります
そうすめと、当然のことながら問題は解決されないままつづき
ますます焦ることになります
自信がなくなり、気分が沈みこんできます
こうして気持ちの悪循環がすすむのです
認知療法(認知行動療法)では、この歪みを修正することにあります
うつ病などでは「どうして」と言う言葉は使わないほうがいいようです
これは、母親が「どうして勉強しないの」「どうして遊んでばかりいるの」
あるいは上司の「どうして仕事が進まないんだ」などの言葉は
逆に疾患者を追い詰めることになるでしょう
あるいは「貴方は○○だからいけないのよ」などと言う否定的な言葉や
決めつける様な言葉も疾患者を追い詰めることになります
うつ病などでは、本人が食欲や睡眠がうまく取れていない
あるいは仕事に集中できないなどの変化を感じることがあっても
その原因が分からない場合があります
あるいは、周囲が治療をすすめても本人が認めない場合や
本人に治療意思がない場合があります
(現代うつでは本人が認め積極的に治療にあたる場合もあります)
周囲は敏感に感じ取り、「眠れないようだから」「食欲がないようだから」
「仕事に集中できないようだから」と具体的な問題点について話し合うことが
本人を医師へ相談するように促すことです
(無理に医者へ連れて行くのも逆効果となります)
いずれにしても、早い段階でストレスを感じてきた
あるいは「最近、食欲が落ちた」「睡眠が取れない」などの
日常の変化に本人が気づき、カウンセラーや医師に相談することです
適応障害は、健康な状態でもないが
ストレスにより眠れない、食欲不振、肩こり、関節のダルさ、動悸、めまい
疲れやすい、頭痛、膨満感、下痢、便秘、ガスが多い、足の痛み、冷え
などの症状が感じ取られます
これらの症状や体調の変化を感じているのにも関わらず
ほうっておくうつ病や不安障害などなど精神疾患へと確実に進みます
適応障害とは精神疾患の一歩手前の症状と捕らえることができます
うつ病とはちがい本人もその症状を感じることができます
特に、消化器官の症状
胃の不快感、腹痛、膨満感、下腹部が張る、お腹がグルグル鳴る
便秘、下痢、ガスが多い
精神症状では
不安、気がめいる、集中力がない、イライラする、怒りっぽい、意欲が無い
細かいことが気になる、寂しい、悲しい、記憶力の低下、注意力の低下
その他
耳鳴り、冷え、ほてり、足の痛み、めまい、動悸、めまい、立ちくらみ
のぼせ、偏頭痛、肩こり、関節のダルさ、酸欠感、ため息、目の疲れ
眠れない、眠りが浅い、いつも眠い、食欲が無い
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JUGEMテーマ:健康
ホルモンは視床下部の下にある脳下垂体という場所から分泌されています
年齢によりホルモン分泌は減りますが、視床下部(間脳)はさらに分泌を増やそうとし
脳下垂体に命令を出し続けることにより自律神経が乱れてしまいます・・・
これが更年期障害です
(自律神経=体温調整・摂食・水分摂取・性行動など本能行動の調節をおこなう)
これに近い症状は自律神経失調症があります
自律神経失調症はストレスなどによりホルモン調整に影響した症状のひとつです
男性と女性の身体の作りは違います
毎月の排卵や月経、妊娠、出産など性周期によるホルモンの作用と
密接に関係しているからです
男性は女性にくらべると更年期の症状は少ないと考えられているため
アロマテラピーの教室でもあま扱わないようですが
男性でも最近はストレスや社会・生活環境の変化により
更年期が増えているようです
自律神経失調症ではストレスによる自律神経の乱れによる症状であり
更年期障害と同様に身体の作りから女性の方の方が多いですが
ストレスの乱れと言う観点では、必ずしも女性特有と言うわけではなく
男性にも起こりうる症状なわけです
自律神経失調症の症状と適応障害では症状が似通っています以下参照
http://hitosi-cenote.west-cities.com/?eid=1584958
男性の主な更年期症状では
精神面では、睡眠障害・イライラ・不安感・疲労感・気力の減退など
肉体面では、筋肉・筋力の低下など
脂質代謝では、体脂肪増加など
性機能では、精力(性欲)減退などが上げられるようです
ゼラニウムはホルモンの量をバランスよく出すように調整を行います
男性にとってゼラニウムは情緒不安定やストレス性の不調や
疲労感に向いています
自律神経が乱れやすい人とはどのような方でしょうか
それは、ひとつに生まれつきの性質が上げられます
乳幼児に飲んだ乳をすぐに吐き出す、下痢をしやすい、おびえてよく泣く
などの傾向が見られる方、あるいは自家中毒を起したり
環境が変わると寝つきが悪くなる、熱を出しやすい、乗り物酔いをしやすい
これらは一つの目安となります
思春期ではどうでしょうか
この次期に、立ちくらみ、めまい、動悸、頭痛、低血圧、便秘など
これらに悩まされがちな方は要注意で、女性は月経異常がある方が多いようです
そのほか、冷え性、食べても太らない、体力がなく疲れやすい
これらの方は自律神経失調症になりやすい体質といえます
また、体質は遺伝します
両親のいずれかにこれらの傾向が見られる方も要注意であります
これらに該当する方は
交感神経が緊張しやすい、副交感神経が過敏であることを自覚し
日常の生活で睡眠や食事、休養、趣味などのストレスを緩和する方法を
個人で取り入れるようにしましょう
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JUGEMテーマ:健康
自律神経失調症は1960年代より使われ始めた病名であり
以前は「不定愁訴症候群」などと呼ばれいてました
病状が自律神経系に関係していることが判明し
検査で器質的異常が見られない症状に対する便宣上の総称として
使われ始めた病名です
※器質性疾患
検査により臓器や器官に異常が認められる症状
また、一般的な検査で異常が見つかりにくい病気を機能的疾患という
日本心身医学会では、自律神経失調症の定義として
「検査をしても、その症状を裏付ける所見が見出されず
気質的病変はないがさまざまな不定愁訴を訴える状態」としています
自律神経の働きや状態は簡単に測定できず、症状もさまざまなため
診断は難しいのですが、臓器や器官を調べても異常が見つからないのに
症状を訴えるケースを「自律神経失調症」と診断する傾向があるようです
何でも「自律神経失調症」でかたづけてしまうと
重大な病状を見逃すこともありえます、不定愁訴とされる症状が長く続く場合は
もう一度、診断してもらう必要があるかもしれません
自律神経失調症は大きく分けて4つのタイプに分けられる
本態性型
生まれつき、自律神経の調整が乱れやすいタイプ
神経症型
心理的な要因によって自律神経の機能に不調をきたし
不定愁訴の症状が現れるタイプ
神経症との境界線があいまいだが
身体的所見が強く見られる場合にあてはめられる
心身症型
日常生活のストレスが原因で、症状の現れ方や過程が様々
喜怒哀楽の感情、疲労などのストレスを無理に抑えることにより
自律神経に変調をきたす
抑うつ型
ストレスが慢性的に蓄積されることにより、うつ状態の反応をきたすと
頭痛、腹痛、不眠、食欲不振など身体症状が現れる
抑うつ気分がこれらの症状に隠れて発見されにくいと
うつに対する適切な治療がなされないことになる
また、特定の臓器や器官に限って強く現れた場合には別の病名がつけられます
偏頭痛、眩うん症(めまい)、過敏性大腸症候群、円形脱毛症
過呼吸症候群、気管支喘息、パニック障害、更年期障害などです
器質的疾患が見られない場合、これらは自律神経のバランスによる症状で
精神的なストレスや不安が要因で起こっていると考えられます
これらの症状は心身症として分類される場合があります
心身症とは、悩み、不安、不快、気がかりなどの精神的ストレスが引き起こす
身体的な症状の一つであり、精神的な問題が関与している身体疾患の病態名です
自律神経失調症をはじめ、その仲間に属する病気のほとんどが
心身症といえます
日本心身医学会における心身症の定義
「身体疾患の中で、その発症や経過に心理・社会的因子が密接に関与し
器質的ないし機能的障害が認められる病体を言う
ただし、神経症やうつ病など、ほかの精神障害に伴う身体症状は除く」
自律神経失調症に似た症状で器質性の病気が潜んでいる場合があります
胃がん
胸焼け、胃もたれ、胃の不快感など
食道がん
胸のつかえ、飲み込みにくさなど
脳腫瘍
頭痛、吐き気、手足のしびれ、ふらつきなど
糖尿病
喉の異常な渇き、倦怠感、かすみ目、多尿など
貧血
身体のだるさ、動悸、息切れ、微熱など
自分で「自律神経失調症だろう」と放置せずに、病院で診断をしましょう
病院で検査しても症状が続く場合は、もう一度精密検査をしてもらうことも
必要かもしれません
自律神経失調症による抑うつ気分とうつ病とはどのように違うのでしょうか
うつ病の場合、「DSM−IV」や「ICD−10」の区分は
内因性精神障害
脳の機能障害(神経伝達経路の異常など)
または、遺伝の要因
原因は分からないが、脳の機能の障害によると考えられるもの
精神障害・精神疾患の中核となるもの
心因性精神障害
心理的なストレスが原因となって生じると考えられるもの
また、そうなりやすい「素質」もふくまれる
と区分される
つまり、脳の神経伝達経路(もしくは、遺伝による)の障害があり
ストレスにより症状が現れたものがうつ病であり
自律神経失調症による抑うつ症や不定愁訴は
ストレスによる脳のホルモンが乱れることによる症状
または両親の体質による遺伝の症状である場合もあります
うつ病との判別は、素人では分かりにくいので
心療内科などの専門医に症状や抱えている問題を話しながら
病名や治療法を決めていく必要があります
神経症との違いは不安がキーとなります
神経症とは、不安や心配事など心理的な原因から心身の不調を訴えるもので
正式名称を「神経症性障害」といいます
以前は神経症をノイローゼとひとくくりにしていましたが
現在は細かく分類されるようになりました
パニック障害、全般性不安障害、強迫性障害などなど
精神疾患の中ではもっとも多く見られます
いずれのタイプにも共通して言えることは
強い不安や緊張が見られるのが特徴で
動悸、息苦しさ、めまい、発汗、頭痛、ふるえなどの
自律神経症状を伴います
適応障害は、神経症の分類に入る
自律神経失調症とも共通するのがストレス、生活のリズム、性格などですが
適応障害では特に生活・社会環境のストレスが重荷となり
不安、焦り、絶望感などが強く現れ、時に攻撃的な言動をとることがあります
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JUGEMテーマ:健康
ー 環境心理学と不適応障害 ー
心理学的に「不適応」とは、自身と生活環境または自然環境の
不調和関係性(不快・不安・不満)が長期に渡って持続された状態を言います
生活環境や自然環境から発生する様々な刺激や衝撃に心が適応できないと
身体の適切・有効に対応しようとする働き(恒常性)が低下してしまい
「不快・不安・不満」など、否定的な情緒不安に支配されてしまいます
生活環境、自然環境、人間関係など様々な不調和関係性が続くと
過剰なストレスにより様々な身体的な症状として現れます
ー 恒常性と自律神経失調症 ー
自律神経系・内分泌系・免疫系は、暑さ・寒さなどの外気の変化をはじめ
様々な環境の変化に対して、安定した状態を保つように調節し維持(恒常性)をしています
自立神経系 = 血管や内臓を調節する
内分泌系 = 身体の機能がスムーズに働くようら調節する物質・ホルモンの分泌に関わる
免疫系 = 身体をウイルスや細胞などから守る
自律神経系はニ系統に分けられます
●交感神経 = 強い恐怖、興奮、はげしい怒り、緊張、悩みや不安などに反応し働きかける
※交感神経の働き = 瞳孔の拡大、心臓の拍動が速くなる、血管は収縮して血圧を上げる
(体はエネルギッシュな状態となる)
●副交感神経 = 体を緊張から解きほぐし、休息させるように働く神経
※副交感神経が優位になると = 瞳孔は収縮する、脈拍はゆっくりとなる、血圧は下降する
(体も心も夜の眠りにふさわしい状態となる)
これらの機能を統括していいるのが視床下部です
肉親との離別、怪我、病気、事故など
様々な強いストレス状態が長期に渡って続くと視床下部の働きは低下し
恒常性が乱れることにより、心身の変調をきたします
不眠・イライラ・胃潰瘍・肌荒れ・腰痛・頭痛など
長期に渡る悩みや心配事により交感神経は興奮状態が続きます
また、夜ふかしなどの生活のリズムの乱れにより
本来なら副交感神経の働く時間帯に交感神経が働く状態となり
二つの神経の切りかえはうまくいかなくなります
そして、交感神経が極端に偏って働くようになり自律神経のバランスは崩れてしまいます
状況により活動させたり休息させるという各器官のコントロールはうまくいかなくなり
全身の器官にさまざまな不定愁訴として表れてきます
これが自律神経失調症です
芳香成分が脳に働く仕組み
芳香成分は鼻の奥にある鼻腺毛と呼ばれる部分で
インパルスと呼ばれる電気信号(香り信号)に変化します
電気信号は直に大脳辺縁系を経て視床下部へ届きます
視床下部に到達した電気信号は視床下部を刺激し
働きの落ちている恒常性を再度回復するよう働きかけ
身体は再び安定した状態を取り戻すことができるのです
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JUGEMテーマ:健康
心身の不調は睡眠状態に表れやすくなります
不眠の症状は心のバロメータと言えます
まずは、睡眠について知りましょう
睡眠時間は、年齢と共に変化します
10代では8時間程度、20代〜30代で7時間程度
その後は少しずつ短くなっていき65歳を超えると6時間程度、70代には6時間を割ります。
また、睡眠には個人差も大きく
人それぞれで適切な時間が異なります
一般成人の睡眠時間は7時間前後ですが
6時間でも日中に眠気で困らずにスッキリと過ごせる方も居ます
しかし、平日に比べて休日に3時間以上も余分に眠らないと
いられないようであれば睡眠不足だと考えられます。
※不眠とは、寝ようと思っても眠れずに苦痛を感じること
※睡眠不足とは、仕事や勉強や遊びで睡眠時間が確保できない
本人の意思で眠ろうとしないため睡眠が不足している状態
睡眠時間を削ると
日中の眠気だけではなく、集中力の低下、注意散漫、活力の減退
イライラ感がなどが出やすくケアレスミスや
事故を引き起こす危険性も高くなります
たとえば、4時間に制限して6日間生活を送ると
疲労、ストレス、血糖値のコントロールが悪くなるという
実験結果もあるようです
このような睡眠不足は心体に如実に影響します
病気から身を守るためには生活の見直しが必要です。
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JUGEMテーマ:健康
心身の不調は睡眠状態に表れやすくなります
不眠の症状は心のバロメータと言えます
まずは、睡眠について知りましょう
夜に眠ろうとしても寝付けない原因の一つに
セロトニンの不足があります
睡眠に必要なホルモンの一つにメラトニンがあります
メラトニンは日が沈み暗くなることで
セロトニンから合成されて熟睡へと促進していきます
しかし、セロトニンの分泌が日中に十分されていなければ
メラトニンも不足し不眠になってしまいます
セロトニンを分泌する方法は日中に太陽の光を
十分に浴びることで生成されます
しかし、昼夜が逆転した生活を送っていると
いくら昼間にしっかりと睡眠を取っていても
日中にセロトニンが分泌されていないために
メラトニンも分泌されにくくなり不眠となります
また、メラトニンには「活性酸素を除去する」という
役割も持っています
活性酸素とは、体内でエネルギーを作る際に出きる悪玉物質です
活性酸素が体内に蓄積されていくと
細胞を傷つけ、成人病や老化の原因となるのです
メラトニンが分泌されるのは午前0時〜2時の間で
この時間帯に深い眠りに入っていれば
傷ついた細胞が修復され肌も綺麗に整うのです
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JUGEMテーマ:健康
JUGEMテーマ:マーケティング
自分が好きな音楽や心地よく感じる音は
大音量でも苦痛にはなりませんが
他人にとっての雑音や騒音は、煩いだけではなく
心身の調子を悪くすることがあります
特に夜間の音は昼間よりも敏感になり
睡眠も悪い影響が出ます
寝室の音が40デシベルを超えると
寝つきが悪くなり夜中にも目覚めやすくなります
40デシベルとは、おおよそ図書館の静けさに相当しますが
それ以上の環境下では浅い眠りが増えて
睡眠の深さが頻繁に変わるようになり
質の悪い睡眠しか得られません
深夜の音楽や会話は、隣近所と揉める元となりますので
気をつけたいものです
JUGEMテーマ:健康
JUGEMテーマ:健康
心身の不調は睡眠状態に表れやすくなります
不眠の症状は心のバロメータと言えます
まずは、睡眠について知りましょう
睡眠の為にアルコールを利用するのは
アルコール依存症へのリスクが高まります
少量のアルコールを飲むと寝つきが良くなるのは事実です...
アルコールには、脳の中で興奮系の神経伝達物質を抑え抑制系の神
鎮静や睡眠の作用を発揮するからです。
しかし、アルコールは量が増えると睡眠の質を悪くするという
反面も持ち合わせています。
睡眠を取る為に毎日多量のアルコールを飲み続けると
初期にあった睡眠効果は次第に弱まり耐性が出来てしまうのです
数日後には、飲み始める前よりも睡眠時間が短くなるため
さらに睡眠時間を確保しようとしてお酒の量が増えていきます。
「このままではいけない」と思い
急に飲酒を中断すると、一時的に不眠の症状がひどくなり
(そのまま医療機関などにご相談いただければ良いのですが)
再びアルコールに頼った生活におちいってしまいます。
アルコール依存の影響は昼の仕事にも影響します
アルコールにより夜中にトイレへ何度も行き睡眠が妨げられたり
また、いびきにより睡眠が浅くなり熟睡間が減ってしまうなど
(いびきは体に酸素を十分に取り込めず、体力も消耗しています)
体重1kgあたり1gほどの中等度のアルコールでは
睡眠前半では深い睡眠が増えますが
後半には浅い眠りが増えて夜中に目覚めやすくなるそうです。
体重60?の方で午後11時に寝るとすれば
少なくとも寝るための寝酒はやめて、午後8時までに
・アルコール濃度15%の日本酒で150ミリリットル
・アルコール濃度5%のビールで450〜675ミリリットルの量
止めるようにしましょう。
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JUGEMテーマ:健康
「睡眠ホルモン」とも呼ばれるメラトニン
このメラトニンが脳から分泌されることで十分な睡眠が得られる
このメラトニンを破壊してしまうモノに 「 電磁波 」 があります
普段、なにげなく生活を送っているだけで人間は様々な電磁波を浴びていますが
特に携帯電話やパソコンは脳に近い場所で使用しているぶん大きな影響となります
夜遅くまで携帯電話 ( 最近ではスマートフォン ) やパソコンを利用
メラトニンは次々と破壊されてしまい、なかなか眠れなくなってしまいます
人は、朝起きてから次第に体温が高くなり
夕方から夜にかけて最高温となります
その後、体温は下がり早朝に最低温となります
夏が寝苦しく熟睡できないのは
深部体温が十分に下がらないためです
体温を調節をしている体の機能は
目が覚めている時が最も活発な状態なので
睡眠に入ると次第に低下していきます
全裸で寝ると仮定したとき室温は29℃で睡眠は最も安定します
しかし、29℃を超えると、夜中に目覚めることが増え
ノンレム睡眠やレム睡眠が少なくなります
室内の温度が高い環境で眠ろうとすると
体は体温調整の機能が活発となり眠りが浅くなります
たとえ眠れたとしてもレム睡眠やノンレム睡眠の状態が乱れ
熟睡感が得られません
また、室内の気温が高くなくても湿度は高いと
十分なレム睡眠やノンレム睡眠が得られず
眠りが浅かったり目が覚める時間が増えてしまいます
特に睡眠の前半、室内の木岡が高いと皮膚での放射が妨げられ
深部温度の下がり方が鈍くなります
そのため、体は温度を下げようと全身の発汗量を増やします
しかし、発汗量が増えると寝床内の湿度が上昇し
寝付きにくくなります
体は汗をかく事で体温を下げているのですが
湿度が高いと汗は蒸発しにくくなり
皮膚からの放熱が抑がえられてしまい
深部体温の低下が妨げられてしまいます
質の良い睡眠を得るには、夏の寝室は室温が26℃
相対湿度は50〜60%が好ましいと考えられています
また、年間を通じて好ましい寝室の環境は
室温が16〜26℃、相対湿度が50〜60%の範囲です
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心身の不調は睡眠状態に表れやすくなります
不眠の症状は心のバロメータと言えます
経営のために睡眠について知りましょう
人の体内時計は24時間よりも少し長い間隔で回っています。
(24時間10分〜25時間間隔)
人のメインの体内時計は、視床下部の内側にある...
「視交叉上核」にあります
朝起きて太陽の強い光を浴びると、網膜から視神経を通り
視交叉上核へと直接達し、ここからでた時間情報が
全身の細胞にある末梢時計をコントロールしているのです。
(画像は「e-妊娠」様よりお借りいたしました
画像をクリックするとページへ飛びます)
朝、起きてスグにカーテンを開けると
太陽光により体内時計がリセットされ1日がスタートするのです。
ですから、休みの日に何時までも寝ていたり
カーテンも開けずにダラダラしているとメカニズムが働かず
体内時計が遅れたままになります。
生体リズムには、約1日周期の概日リズムのほかに
約半日のリズム、90分〜2時間のリズムなどがあります。
約半日リズムでは、午前3時〜4時と午後2時〜4時に
眠気のピークがきます
昼食後に眠くなるのは、食事を取ったからではなく
この生体リズムによるものなのです。
眠気覚ましにコーヒーを飲む方も多いかと思いますが
ホットコーヒーで摂取後30〜1時間程度
アイスコーヒーの場合1時間〜2時間後に覚醒度が高くなります
ちなみに、カフェイン効果の目安は
若い人で1〜2時間程度、高齢者では4〜5時間程度だそうです。
【 紫外線について 】
地上に降り注ぐ紫外線には2種類あります
・A波 … 肌の奥の真皮層まで届いてしまい
肌のハリや弾力を作り出すコラーゲンを破壊したり
メラニン色素を増やす原因となります
つまり、シワやシミの原因となります
PAは、A波のカット効果を表しています
A波は肌の奥の真皮層が反応するまでの時間が
正確に測れないため数値ではなく+で表現しています。
+(効果がある)、 ++ (かなり効果がある)
+++(非常に効果がある)、 ++++ (非常に高い効果がある)
・ PA+ 日常の生活(散歩や買い物)
・ PA++ 長時間の外出、スポーツ
・ PA+++ 海水浴やスキーなどレジャー活動
・B波 …肌の表面に止まるため、肌表面の細胞を傷つけたり
炎症をひきおこす原因となります
つまり、肌が赤くなる原因となります
SPFは、B波で肌の表面が赤くなるまでの時間を示す数値です
SPFの数値が1なら、15分程度肌が赤くなるのを防ぎます
例えば、SPF30の日やけ止めなら塗って約15分×30倍で
約7時間半B波から肌を防ぐことができます。
※時間は目安であり、汗などで流れやすいため
まめに使用しないと、取れた時点で紫外線が直に肌へと
降り注ぐことになります
・ 日常生活 SPF20/ PA+ か PA++ の日焼け止め
・ 外が少し多い SPF30/ PA++の日焼け止め
・ 海や山、スキー場 SPF50 または 50+/ PA+++ の日焼け止め
日焼け止めクリームには
石油からできた合成成分が含まれています
紫外線を効果的に防ぐ効果はありますが
汗で酸化しやすく、肌に負担をかけトラブルの原因となります
ですから本来は、肌のためには避けたほうがいい成分です。
酸化チタンなどの天然の鉱物から摂れる原料を利用した
『紫外線散乱剤』で紫外線をカットする日焼け止めのほうが
効果的にはやや劣りますが、肌には刺激が少ないようです。
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良い物を作れば売れる・・・・
戦後、物が無い時代にはそれでも売れましたが
物が飽和状態の現在では 「 いいものさえ作れば売れる 」 と言う
職人質な考え方だけでは、物が売れない時代になっています
消費者は、自身の悩みを解決してくれて
欲求を充たしたり、価値を感じる物に 「 いいね 」 って買うのです。
商品やサービスは、欲求だったり価値だったりを充たす為の用品でしかありません。
消費者は商品の機能を求めているわけではなく
機能から得られる欲求を満たしてくれたり価値を得られるものが欲しいのです。
貴方の会社やお店は、どのようなお客様に対して
どのような欲求や価値を満たせることができるのでしょうか?
その商品やサービスを通して、どの様な幸せを与えられるのか
具体的な言葉にして、見込み客に伝えることが出来ているでしょうか?
どのようなお客様に・・・
セグメントやターゲッティングをはっきりさせましょう
年齢が同じでも価値観は人それぞれで違いますし
年齢が違っても価値観が同じ場合もあります。
性別が同じでも価値観は人それぞれ違いますし
性別が違っても価値観は同じ場合があります。
性別や年齢や職業などで人それぞれに困っていることや欲求・価値が違うので
貴方のお店や会社の商品・サービスを必要としてくれそうなターゲットを
年齢・性別・職業・年収・趣味嗜好などなどを明確にすることです。
貴方が利用してほしいお客様とはどんな価値観や欲求を持った人なのか?
ここがはっきりしていないと
広告を出すにしても見る人(ターゲット)の心に刺さるメッセージは出せませんし
どの様な媒体で広告をだすかも不明確になってしまいます。
飲食店の場合、その場しのぎ感覚でクーポンサイトに載せても
安さだけを目当てにしたお客様しか来ないということになりかねません。
安さを求めている人は、安いほかのお店へと流れてしまい
ファンに担ってくれる確率は薄いのです
しかし、貴方のお店のファンは安さを求めているわけではなく
欲求や価値観を求めてきてたただけるのであって
割引だけを求めてくることはありません。
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最近、企業の不祥事が多くなりましたね
過ちは素直に、誠心誠意を持って誤ったほうがいいのです。
会見で、苦し紛れで呆れるような言い訳を言っても
ブランドを愛してくれるファン、親しんでくれる顧客への信用は
さらに下がるだけなのですから。
ブランドを愛してくれる顧客に対して
裏切りを、お金で解決しようとする企業も如何なものかと思います
顧客は裏切られたことが悲しかったり怒っているのであって
それをお金で解決しようとしても嬉しくはないはずです。
不祥事を認めたうえで、なぜ起きたのか原因を究明し
再発防止の為に、どの様に解決し対応していくかを伝える
これ以外、信頼回復はありません。
人は良い体験よりも、悪い体験のほうが印象に残りやすいため
良い口コミよりも悪い口コミのほうが伝播力が高くなります
口コミサイトで、否定的なコメント一件の効果を相殺するためには
肯定的なコメントが少なくとも5件必要だと言われています。
人は苦情のもって行き場所が無ければ
その捌け口として第三者に伝えたいと思います
それが悪い口コミとして伝わっていきます
SNSが広まりネット社会、情報社会になった現在
なおさら広まるのは早くなりました。
悪い口コミを抑制するには、不満を傾聴する窓口を作り
顧客の不満を解消するしかありません
ただ単に窓口を作り、苦情を聞くだけではなく
その不満を苦情として顕在化し、適切に対処し改善してもらえたら
「不満が生じても、それを伝えれば解決してもらえる」という意識を
顧客に持ってもらうことが出来、信用回復にも繋がります。
お店や会社をしていると、時に思ってもいなかったトラブル
今までになかったような初めてのトラブルが起こることもあります
そんな時、適当な言い訳やあいまいな態度で誤魔化すのではなく
顧客の気持ちを想像し、自分の対処が自分で納得できるかどうかを考え
「今後二度と同じミスはしません」
「トラブルの原因が分かり次第善処します」と説明することが大切です。
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●バイライン = 企業が何をやっているのか・何をやりたいのか
●タグライン = 何ができるかの役割紹介を誰にでもわかる言葉で
簡潔に書かれたキャッチコピーやスローガン
(※8〜17文字程度でまとめる)
ターゲットに突き刺さるメッセージ(バイラインとタグライン)で認知していただき
さらに興味を持っていただいた見込み客のために商品説明をする文章へと移ります。
この場合も、商品の説明文は消費者に分かりやすく簡潔に書く必要があります。
また普段、使い慣れた専門用語が自分の中では当たり前になっていて
説明をする時も、ついつい使用したくなると思いますが
その専門用語が世間一般的に通じる訳ではありません
知らない人、素人にとっては逆に意味が通じなくなってしまいます
「 ホームページやリーフレットに使用する言葉は分かりやすく簡潔に 」 です。
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貴方は金儲けや利益ばかり気にしていませんか?
利益は数字の指標でしかありません。
経営とは社長の「金持ちになりたい」という利益だけを追求するためのものでも
食べていくための道具であったり手段と言うだけのものでもありません
お金がない時代は
私は〇〇が出来るので貴方の〇〇と交換しませんかと
物々交換で生活していました。
物が少ない時代は物々交換で済んでいたのですが
物が増えると物々交換では不公平間が生まれした。
家畜を育てて売るのと建物を建てるのでは時間も労力も異なるわけですから
そこでお金と言う物差しを作り平等間を無くそうとしたわけです。
売り上げの目標を立てることは大切ですが
社会や社員・スタッフを幸せにしたいと言う想い(理念)のための
手段として利益が必要なのです。
商売とは、社会に (誰に) 、何を寄与 (貢献) するかであり
提供した分をお金と言う対価で頂くのがビジネスの基本であり
お金は後からついてくるものです。
提供する物・サービスには貴方の想いが必要です
想いとは 「相手の心」 と書きます
貴方以外にもお客様、社員、スタッフなど相手の心を考える必要があり
お金はその対価として後から返ってくるものだということを忘れてはいけません。
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お店や会社を始めるとき経営者はその仕事や商品・サービスに対して
「好き」と言う気持ちがあると思います
他にも「特別な想い」や「自信の商品」だからかもしれません
しかし、その気持ちをあまり上手く表現出来ない経営者の方が結構居たりします
その気持ちを、経営者視点から顧客の視点に切り替えて
「どの様なに便利なのか」
「どの様に役立つのか」
「どの様な満足感を得られるのか」
場所、時間、誰と、どんな時に、メリットは、
どんな新しい世界が広がるのか、などなど
貴方の会社やお店の商品やサービスをお客様が利用すると
どの様な「欲求」や「悩み」を充たすことが出きるのか?
を考えてみましょう。
ー追記ー
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ミッションやビジョン、理念は自社の経営の基盤となるものであります。
そして、自社の存在意義を社会や顧客へ表明することで
会社やお店の想いが顧客を巻き込みその幸せを共に作っていくことが大切です。
社会や顧客、一緒に働くスタッフや社員、協力関係にある他社に
自分の会社やお店がどの様な価値や幸せをその方たちにもたらすのか
あるいは、自社が将来どの方向へ向かうのかを指し示しているわけです。
◎※誰の為に、何をしたいのか?
※ 誰の為に ・・・ 自社の強みが発揮できる最良のターゲット
◎社会や顧客が、どのように幸せになって欲しいのか?
◎自社が5年後、10年後どうなりたいのか?
◎自社は、どのような想いを持っていて、
その想いを提供することで顧客やスタッフは※どんな世界が広がるのか
※ 私 ( 顧客やスタッフ ) にとってどんな世界(良いこと)が広がるのか
・何をしてくれるのか
・どんな幸せを与えてくれるのか
・どんな喜びを作ってくれるのか?
・何を約束してくれるのか
ミッションやビジョン、理念はメッセージとして下記の三つが含まれていること
また、何が言いたいのか顧客の記憶に残るような簡潔かつ
魅力的に纏められていてるかを考える。
◎自社が存在する理由
◎競合他社との差別化がされている
◎何の専門家なのかがみてとれる
メッセージ(広告や理念)を出すからには必ずそれを読む人が居ます。
その誰かとは、誰なのでしようか?
その誰かを明確にするためにはメッセージを読んでもらえる人物像を絞り込むための
セグメントやターゲティングを行い特定の一人の人物像を描く必要があります。
( 特定の人物像のイメージを作ることをペルソナと言います )
不特定多数の人に対してメッセージを送ると
逆に誰にも読まれない、気づかれない、誰の心にも刺さらないという結果になってしまいます
たとえば、雑誌を刊行しようとしたとき、たんなる 「 男性向け雑誌 」 か
「 30代未婚の男性に送る一人暮らしを楽しむための雑誌 」 だと
どちらが興味を惹かれるでしょうか?
電車の中吊り広告で、ただたんに 「 女性向け 」 や
「 男性向け 」 としか書かれていないメッセージだけでは
どの様な年代、職業、収入、役職、価値観、欲求、悩みや不安などを持っている
消費者に向けられたメッセージなのかが分かりません。
多くの経営者の方が誤解しているのが
「 見込み客を絞ると、お客さんが減る 」と言う思い込みがあります
しかし、一人の人物像に決めてもそのターゲットと近い人物は自然と集まります。
誰にでも好かれようと八方美人になるより
自分を必要としてくれる人にメッセージを送っていきましょう。
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想いや信念が無い会社(お店)は
会社の進む方向や社員の目標と目的が定まっていないために
経営戦略・戦術がぶれていることがよくあります
よくある例では、経営者が儲かりそうだからと言う理由だけで
新しい事業を次から次へと手を出してしまい
結局、売りが何かが明確化されていなかったり
あるいは、なんとなく事業を継承してしまったり
または、就職した会社(お店)から独立したものの
何の経営方針の基盤も固めていないまま起業してしまい
結果、悪戦苦闘するなど・・・
ミッションやビジョンや理念とは経営者の想いであり
「この会社(お店)はなんのために存在しているのか?」と言う存在意義です。
これらを持たない会社は進む方向(基盤)が定まっていないためにふらついており
周囲やお客様からの応援も得ることが出来ませんし
このような状態でビジネスを成功させるのは難しいといえます
経営とは社長の「金持ちになりたい」という利益だけを追求するためのものでも
食べていくための道具であったり手段と言うだけのものでもありません
経営とは社員の幸せのためであったり、社会に役立つことであり
また、会社やお店は人や社会の為に役立ちたいと言う経営者の想い(理念)を
実現する為の手段であります。
ビジネスの基本は「お客様にとっての価値」 を提供し
その分をお金と言う 「対価」 として頂くということです
利益を出すための手段として経営理念を作るのは本末転倒です
目的・目標は利益を出すことではなく理念(想い)を実現することであり
その為の手段として利益が必要なのです。
ミッションやビジョン、理念は
社員やスタッフと共通のの目的を共有することで
会社(お店)がどの方向へ向かおうとしているのか?
会社(お店)が社会の為に何をしようとしているのかを明確にするものであります
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戦略のない経営者は商品やサービスの技術や特徴ばかりを伝えようとしてしまい
その商品が消費者にとって「どの様な価値をもたらすのか」を考えず
機能面でしか見ていないことが多いです。
消費者にとってその商品やサービスがどの様な価値をもたらしてくれるのか?
どのような欲求をみたしてくれるのか?
が、一番の商品を選ぶ切っ掛けとなる部分なのですが
その「部分」への探求がされていないのです。
たとえば、最近の家電商品は便利な機能がたくさん付いていますが
伝えるべきは、技術・機能ではなく
その技術・機能があることで、どの様な価値や欲求を満たしてくれるのか
使う用途や、どの様なシーンに便利なのかなどを説明することが
消費者の欲求を喚起するメッセージとなります。
戦略がない経営者はホームページや会社案内
商品説明に多くのことを伝えようと詰め込みすぎてしまい
結局、消費者に伝えたいことが伝わらなかったり
記憶に残らず売れない結果となってしまいます。
消費者は、伝わった情報を基に買うか買わないかを決めています
つまり、受け取ったメッセージだけで購買の判断をしているのです。
人間は何かの情報を認知しようとしたとき
3つのバイアス(偏見・偏り)が生まれます。
?自分の聞きたいことしか聞かない : 選択的注意
?自分の都合のいいように解釈する : 選択的歪曲
?自分の憶えたいものだけ憶える : 選択的記憶
( フィリップ・コトラー、3つのバイアスより )
これらのバイアスを回避するためにはシンプルに分かりやすく
消費者に伝えることが大切です。
「 その商品やサービスは、一言で言って何なんだ 」
この質問に、すぐに応えることができるメッセージが理想的です。
商品やサービスが飽和状態の市場で
消費者がパッと見て「欲しい」と思ってもらえなければ
選んでもらうことは難しく、メッセージにも競合との差別化をとり
選んでもらいやすくすることが大切です。
メッセージが差別化されておらず、競合他社にも使えるようなメッセージでは
自社の宣伝にはなりません。
ー追記ー
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マーケティング用語でよく 「 SWOT分析 」 と言う言葉が使われます
S=強み
W=弱み
O=機会
T=脅威
SとWは、自社の(内部環境・状況)であり
自社の強みや弱みを分析することであります
OとTは、競合他社や社会情勢など(外部環境・状況)であり
消費者のニーズ(需要)や シーズ(技術革新)などが含まれます。
自社の内部状況と自社を取り巻く外部環境を正しく分析することが大切ですが
しかし、自社視点での考え方であるために消費者からの視点が軽視されるため
これを逆にして 「 TOWS分析でアクションプラン (対策案) を考える 」
と言う視点がうまれてきました。
※ TOWS分は、また機会があればお話させていただきたいと思います。
お店や会社を経営していると、業績の不振を自分のせいではなく
外的要因の影響のせいにしようとしまいます。
「 近所に大型店が出来たせいだ 」 「 景気が悪い 」 「 行政が悪い 」 など
何か上手くいかないことがあると、それは自分のせいではなく
外的環境に恵まれないからだと思い込んでしまう
これを、「 心理的メカニズムのワナ 」 と言います。
※ ワナとは、社会心理学で 「 外的要因帰属 」 と呼ばれるものです
( 「小が大を超えるマーケティングの法則」 著者 : 岩崎邦彦 参照 )
業績不振に陥ったとき原因を外的環境 ( 景気や競合 ) のせいにするのは簡単ですが
原因が外部のせいにした瞬間に、内的要因に目が向かなくなりますが
外的要因をコントロールすることは出来ません
内的要因を分析し、原因を改善していくことが大切です。
「戦わずして勝つ」とは、勝ちやすい外部環境・市場機会を選び
顧客、地域、商品でNo.1になるということです。
※ 外部環境・市場機会とは、経営用語のSWOT分析の一つです
SWOT分析とは、強み・弱み・市場機会・市場脅威から分けて分析する手法で
伸びている戦場・敵が少ない戦場を選ぶということです。
たとえ競合が多い地域で外部環境が厳しくても
その地域で独自の資源が活き強みが活きる場所であったり
あるいは、自社の商品やサービスより
他社・他店が酷ければそれは自社の強みとなります。
※ 自社の強みは、顧客に伝えるものであり
伝わった結果で、他社と差別化されるものです。
また、独自資源は、強みと区別して考えるべきものであり
自社の強みを支えとなるものです。
その業界で「No.1」になるのは難しいかもしれませんが
顧客を絞り、世間で一般的には知られていないことや
業界人には当たり前の知識や技術を顧客のニーズに合わせて提案したり
あるいは、顧客、商品・サービス、地域などを絞り込み
時には、ポジショニングをずらし
(ある人(顧客)にとっての、もしくは地域での専門家・アドバイザーとして)
「 ○○No.1 」 宣言することが出来ます。
その為にも、顧客を絞る必要があります。
では、何故対象を絞るのでしょうか
それは、顧客にとって「 自分に関係がありそうだ 」 と思っていただくためです。
また、二番煎じでは覚えてもらいにくいということも挙げられます。
※ 日本で一番高い山は富士山ですが、二番目に高い山は何処でしょう?
日本一広い湖は琵琶湖ですが、二番目は何処でしょう…
なかなか出てこないものですね(笑)
話は脱線しますが、僕の場合はアナログな人間のため
パソコンどころかスマートフォンでさえ使いこなすことが難しいです。
困ったことがあれば、何時も友達に相談をしています。
その時は、友達が専門家であり先生と言う立場になります。
パソコンやスマートフォンなどを相談するとき
何時も専門用語が出てきます、専門用語は普段使い慣れている方には
知っていて当然のことかもしれませんが、知らない僕にはチンプンカンプンです
あることを知っている人や専門家はついつい専門用語を
「この人も知っているだろう」と思い使用しがちですが
普段、業界で使い慣れた言葉や知識・技術は一般には知られていない事も多いです。
知らない人、詳しくない人にも「 分かりやすく説明する 」 ことは
顧客や周囲の人にとって、貴方や会社の強みとなりますので
是非、普段から 「 分かりやすく説明する 」 工夫をお勧めいたします。
ー追記ー
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「ポジショニング戦略」とは、年齢、性別、
顧客が持つ価値や欲求(ニーズ)、価格センシビティなど
様々な視点から、商品やサービスを分析し視点を変え
競合他社にない、自社だけが埋められる新たなポジションを築くことであり
時には自社の独自資源、強みを生かし
新たな分野(市場)にポジションをずらし参入していくことです。
ポジショニングをずらすには
セグメンテーションとターゲットを把握しなければなりません
市場を細分化し共通するニーズを持つグループに分割(セグメンテーション)し
更にターゲットを絞る必要があるのです。
(顧客が持つ価値や欲求を捉えその価値や欲求を求めているターゲットを定める)
そして、その市場の中で自社の価値を顧客に認めてもらい
そのポジションを強く印象付け競合より優位に立つことがポジショニング戦略です。
多くの企業が同じ方向(市場)を目指しているとき
他方向に目を向けることで新たな市場機会を得るチャンスがあるかもしれません。
黒い炭酸飲料、「スカッと爽やか」と言えば
コカ・コーラを思い浮かべる方は多いでしょう
会社やお店のイメージは商品やサービスにあり
商品やサービスは消費者の頭の中で確立したポジションから生まれます。
◆ 機能的ベネフィット = 早い ・・・・ファーストフードは仕事の合間に早く食べられ
新幹線や飛行機は時短で行動が出来るなど
便利・・・・使いやすい、買いやすい
持ちやすい、見やすい、など
うまい・・・高性能、高機能、高精度、
壊れにくい、味が良い、など
◆ 情緒的ベネフィット = デザインや名誉、権威や権力など
「 特別扱いされている 」 や 「優越感がある」 など
また、人は欲求を満たすために商品やサービスを購入しています。
欲求は「自己欲求」「社会欲求」「生存欲求」の3つに絞り込まれています。
◆ 自己欲求 = 成長、達成感、ストレス発散、リラックス、など
他人とは無関係に、自分の中で完結する
◆ 社会欲求 = 名誉、優越感、他人への自慢、思い出、など
他人との関係で、良好な関係を作りたい
◆ 生存欲求 = 生存、安全、快適・健康な生活を送りたいなど
欲求を刺激できれば購入してもらえる確率が高まりますが
欲求が刺激されないものは売れないと言うことになります。
ある欲求を満たしたり価値を求めようと考えたときに
頭に浮かぶ選択肢は全て競合となります。
一般的に競合と言うと業種業態の枠で考えがちですが
その代替となる他の業種業態も競合となり
顧客が何を求めるか、その欲求や価値によって競合は変わります。
価値や欲求、業種業態と言う二つの視点から
● 競合する他店は何処なのか?
● 競合他店のターゲットは誰か / 自店のターゲットはずらせるか?
● 差別化や独自資源・強みを発揮できるものは何か?
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出店する時、自店の強みを発揮できる地域が何処かを考慮し絞ってみましょう。
・ 流通 → 利便性
お客さんにとって、来やすい場所・利便性
この考え方はマーケティングの4Pですね。
また、競業店が少ない場所、強みを生かせる地域を選ぶほうが
「脅威」を避け「機会」を掴みやすい場合もあります。
これは、SWOT分析のOTにあたります。
梅田は百貨店がひしめき合い、常に顧客の取り合いで脅威に晒されていますが
阪急は2008年にメンズにターゲットを絞り、メンズ館を投入したことで成功しています。
あるいは、個人商店でも人里離れた場所や山道の途中にもかかわらず行列ができる店も多く
群馬でもつ煮込みが有名な永井食堂はテレビでも紹介されているほどです。
誰をターゲットとするのか、どんな人(どんな時・タイミング)に来てほしのか
強みを生かせるお客さんは(認めてくれるのは)誰か、
独自資源や強みを生かせる場所は何処なのか、脅威が少ない地域は何処か
それをセグメントすれば何処が適所なのかを見極めましょう。
ー追記ー
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セグメンテーションをするとき、ライフスタイルや価値観で分けていくことができます。
たとえば、ファッションや家電用品、最近ではタブレットやスマートフォン業界など
流行を追う者や興味がないなどでセグメンテーションする方法です。
・流行の先端を追う人
・流行を後追いするフォロー層
・流行に反逆する捻くれ者
・流行に全く無頓着な人
・こだわりはあるが自分の好みを貫くマイペースな人
などです。
また、ディフュージョンモデルと呼ばれる切り口もあります。
・革新者 リスクをとって最初に買う人
・初期採用者 革新者の動向を見ながら早めにトレンドに乗る人
・前期多数者 普及してきたタイミングで買う人
・後期多数者 少し遅れて買う人
・遅滞者 流行が落ち着いて最後に買う人、または買わない人
セグメンテーションとは、客層を分けると言う意味です。
では、何故分けなければいけないのか?
その理由は人によって悩み事や望むこと
喜びや不安など、欲求や価値観が個々人事に違うからであり
人はその欲求や価値を満たすために商品やサービスを購入するのです。
会社やお店は商品そのものを売っているわけではなく
その商品やサービスから得られる欲求や価値(何を)を売っているのであり
その欲求や価値を求めているのは誰かということが絞る理由です。
求める価値に応じて分け、その分けられた集団を 「 セグメント 」 と言います
その集団の何処に絞って狙うかが 「 ターゲット 」 となります。
小さな会社やお店が追求するべきは、安売りや薄利多売の経営ではなく
地域との密着性、専門性、質、個性、こだわり、感性などであり
また、顧客が小さな会社やお店に求めているのは
価格の安さ、安売り、バーゲンセール、量の多さではなく質の高さです。
そして、それを実現するためには
「 この顧客だけは絶対に満足させることができる 」 と言った
顧客ターゲットを絞り込む必要があります。
ブラックバイトや企業が従業員に過剰な労働を強いてたり
自腹購入させるなどの問題も増えてきていますが
多くの人をひきつけようとすればするほど、従業員の対応が低下したり
小さな会社やお店に対する 「 顧客満足度 」 は低下してしまいます。
顧客へ質の高いサービスを提供するためには
「 お客さんを捨てる(絞る) 」 覚悟が必要です。
自社が対応しきれないキャパシティーを超えたお客さんをもてなそうとしても
実力を発揮することが出来ず、自身や従業員が心身共に疲れてしまいますから。
結果、質の悪いサービスと悪い口コミだけが広がってしまったり
不得意なお客さん、トラブルメーカーのお客さんも相手にしなければならず
スタッフのモチベーションが下がったり、お店の雰囲気を壊し
お得意さんへ迷惑を欠けることにもなります
自身も心身ともに困憊し体調不良で倒れるということにもなります。
ですから、余裕を持って信頼に値する対応をしたいものです。
◎最高価格 = 会社・お店の利益は高くなるけど
これ以上高くすると、顧客が商品・サービスを買ってくれない
◎妥協価格 = 顧客が、この商品・サービスでこの価格は仕方が無いと思う価格
◎理想価格 = 顧客にとって、この価格は丁度良いと感じる価格
◎製品品質保障価格 = 顧客が 「 品質に問題があるのでは? 」 と疑いや不安になる価格
最高価格や妥協価格は、限定品・プレミア感
あるいは、高級品 ( 高精度・高性能 ) や
顧客が望むようなカスタマイズ・仕様をできるだけかなえるような
手間が掛かったり、なかなか手に入らないような商品・サービスなどに適しているでしょうし
製品品質保証価格は、特売品やセール品の根付の参考となりま。
資源力のある大型店 ( チェーン店 ) は大量購入し安くうることができますが
資源力の弱い小さなお店は、拘りや専門性、地域密着型が強みとなります。
消費者が小さなお店や会社に求めるものは 「 安さ 」 ではなく
専門性や拘りであり、高くても価値や欲求を共有し満たしてくれる
身近な〇〇専門店やアドバイザーとなることです。
しかし、いくらお店側が拘りや専門性を持っていても
消費者がそれを求めていなければ(ニーズがなければ)購入してくれません。
お店側が提供する価値や欲求と
お店側がターゲットとする価値や欲求の間での需要と供給
価格帯の整合性が発生してこそ売り上げがあるわけです。
消費者は、価値や欲求に満足したときに
その対価として、お金、時間、そして共感し応援してくれるのです。
では、お店・会社側と消費者との価値・欲求の整合性を分析するとき
どのような手段をするべきかと言う問題が出てきます
そのための分析方法が 「 4P 」 や 「 4C 」 と呼ばれる方法です。
◆ マーケティングの4Pとは、お店側からお客さんを見た視点で考える
製品・価格・流通・プロモーションを指し、
◆ マーケティングの4Cとは、お客さん側からお店を見た視点で
顧客価格・顧客コスト・利便性・コミュニケーションのことを指します。
・ 製品・サービス → 顧客価値
・ 価格 → 顧客コスト ( 手間・時間・ファンとして応援 )
・ 流通 → 利便性
・ プロモーション → コミュニケーション
・ 製品・サービス = お客さんにとって価値のあるもの
・ 価格 = お客さんにとって納得できる価格
・ 流通 = お客さんにとって、買いやすい場所・利便性
・ プロモーション = お客さんが、製品やサービスを理解する
大型店舗(チェーン店)の強みは
大量に仕入れ在庫を抱えることで安く売ることができると言う
独自資源を持っていることです。
また、ユニクロや無印のような製造小売業の独自資源は
企画開発、製造から流通、販売まで一貫した自社製品にすることにより
安く提供できると言う強みがあるわけです。
それに対して、人や資源に限界がある小さなお店の差別化は
地域密着型、専門性 ( 〇〇専門 ) 、顧客にとっての身近なアドバイザーであったり
ちょっとしたお願いも聞き入れることが出きたりなどの部分を
強み(独自資源)として生かしていくことが望ましいと言えます。
上記を元に差別化を考えるとき、3つの軸に分けることが出来ます
? 手軽軸 = 多くの消費者に安く便利に買ってもらう薄利多売
多くの人に売るために価格を下げる必要があります
大量生産と大量販売を志向するチェーン店の戦略
? 商品軸 = 商品やサービスの良さで差別化する戦略であり
必然的に素材や提供方法などにこだわるため価格は上がる
顧客も 「高くても良い物を」 と言うホンモノ志向となり
消費者の数は多くは無い
? 密着軸 = 顧客それぞれに対して個々のニーズへの対応力で差別化する
密着と言うからには、顧客一人々のことをよく知り個別化商品を作り
愛想の良い対応で親密になる必要がある
顧客は 「自分の欲求にできるだけ応えて欲しい」 と言うコダワリ派
小さなお店や会社が取る戦略は、?や?であり
大型店舗 ( チェーン店 ) が強みとしている
「安売り」の戦略を取ってしまうと、資源力の弱いお店や会社は
価格競争に飲み込まれ負けてしまいます。
競合他社が居れば、独自資源を築いたり差別化をはかろうとしたり
サービス面での強化をしようとする努力は必然です
自社でなにか問題が起これば他社にのりかえられてしまう危険性もあるので
差別化などを図ろうと努力することで企業は成長していくのです
極端な話、競合他社がない独占市場に居る企業は成長しないことになります。
経営戦略の本質は稼ぐことであり、売ることですが
しかし、経営者に何の 「 想い 」 もなく
「 儲かりそうだから 」 と言う感覚だけで金儲けに走り
「 勝つ 」「 売る 」 だけを社員に押し付けていれば
社員は希薄となり不祥事も起きやすくなります。
顧客のクレームによる業績が悪化するような企業の問題は
経営陣や従業員の質や経営戦略の問題ではないことが分かります。
資源力のない小さな会社はどうしても
顧客の役に立つために、優秀な従業員に高い給与を支払ったり
顧客の役に立つために、設備投資や開発投資をしたり
研究研磨しなければなりませんので、当然高額になるかもしれません
しかし、若干高くても 「 役に立ちたい 」 と言う想いがある会社で
価値や欲求を満たしてくれるのであれば消費者は買うのではないでしょうか。
消費者は、自分が価値を感じたり欲求を満たしてくれるから買うのであって
企業が売りたいから消費者が買うわけではないということを忘れてはいけません。
経営戦略は、どう競合他社に勝つか、どう利益を上げるかと言うことなのですが
売り手側になると途端に買い手側の視点が分からなくなってしまいがちです
「 顧客のために 」 と言う想いと
顧客視点で経営戦略を考えて売ることを忘れずに居たいものです。
戦略 = どうやって勝つか
戦術 = 何を使って勝つか
戦略は目に見ることはできません。
目的を達成するための纏まった 「 考え方 」 で 「 勝つための道筋 」 です。
「 顧客の支持を得て、競合にどうやって勝つか 」 と言う考え方であり、
また、 「 会社がどの方向に向かっていくか 」 という方向性をも示しています。
戦術は目で見たり感じたりできる物で、戦略が具現化されたものです。
すなわち、戦略に基づき具体的に行動までに落とし込んだ方法論です
「 営業担当者が顧客の所へ訪問する 」 、「 製品を作る 」 など
あるいは、広告に使うロゴは?、書体は?、紙質は?、印刷方法は?、
キャッチコピーは?など、販促物やマーケティングで使用する物
五感で感じることができる物も全般が戦略です。
セールストークも戦術に含まれます。
戦術は全て戦略に一貫している必要があり
戦略は、戦術を統合し、ガイドラインとなるものです。
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小さな会社やお店の経営戦略は、安売りや薄利多売の経営ではなく
地域との密着性、専門性、質、個性、こだわり、感性など
自社やお店が競合よりも差別化できる領域でNO.1になることです。
また、顧客が小さな会社やお店に求めているのは
価格の安さ、安売り、バーゲンセール、量の多さではなく質の高さです。
そして、それを実現するためには
「 この顧客だけは絶対に満足させることができる 」 と言った
顧客ターゲットを絞り込む必要があります。
でなければ、多くの人をひきつけようとすればするほど
小さな会社やお店に対する 「 顧客満足度 」 は低下してしまうからです
ですから、顧客へ質の高いサービスを提供するために
あえて、「お客さんを捨てる(絞り込む)」覚悟を持つことです。
中小零細企業や個人経営者が
安易に安く商品やサービスを売ろうとすれば
大量生産・大量消費、価格競争に巻き込まれます。
差別化戦略で価格競争に乗り
短期的に勝負することは可能かもしれませんが
しかし、独自資源が無ければ長期的な勝負を挑んでも
大量生産・大量消費を得意とする大型店には歯が立たないのです。
さらに、価格の安さを重視する消費者ほど
いろんな安いお店を使いたがる傾向があります
一時期流行ったクーポンサイトや雑誌を利用する低価格志向の消費者は
ファンにはなりにくく、心が移り気なのです。
このような顧客は、安売りのときだけと言うことになりかねません
値引き価格でないと来店しなくなってしまう可能性もあります。
価格競争では大量生産・大量販売を長期的に可能とする独自資源が必要ですが
大量生産・大量販売を可能にするのは大型店です。
全国の消費者1000人調査※によりますと
消費者が小さな企業の強みとして認識しているのは
「 個性 」 「 専門性 」 「 こだわり 」 であり
「 個性 」 「 専門性 」 「 こだわり 」 を大きな企業の強みとしてあげたのは
1000人中ただの一人も居ないそうです。
( ※「小が大を超えるマーケティングの方法」 著者 : 岩崎邦彦 )
顧客が小さい企業やお店に求めるのは
質の高さ、専門性、特化した商品やサービスです。
分かりやすく例えると、パスタもラーメンも饂飩も蕎麦も置いていて
「 何が売りか分からない 」 お店よりも
〇〇専門店のほうが消費者は心を引かれるのです。
さらに、醤油味か豚骨ラーメンか付け麺なのか、商品を絞り込み
特化した企業やお店のほうが、絞り込んでないお店や企業より
業況は良いと言えます。
小さいお店や企業が考えるべきは
「 いかに安い価格で売るか 」 では無く
「 いかに高い価値を提供し続けるか 」 であり
小さなお店や企業に引かれる消費者ほど
「 価格の安さ 」 や 「 安売り・バーゲンセール 」 を重視せず
質の良さ、専門性、こだわりを求めるといっていいでしょう。
それを人前で部下に責任を擦り付けるのはよろしくありません
話は変わりますが、先日ブラックバイトの女店長が
バイトの子に「死んで償え」とか「殺す」などと言った発言が
ニュースで取り上げられていました
「店長から「殺してやる」深刻化するブラックバイトーYahooニュース」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150928-00000015-sasahi-soci
この女店長は自身の「店長としての責任(役割)」を
何だと思っているのでしょう
店長・経営者として失格です
このような店長・経営者はお店も長く続きません
すぐに閉めたほうがよいでしょう
経営者は社員と「想い」を共有し
一貫したマーケティング戦略に従い行動を取る
「組織の仕組み化」と「人材育成」が経営者に求められる仕事です。
あまり強さとして発揮されていなければ育てる必要があります
これは、SWOTと呼ばれる分析方法を元に
自社の現状と、1年後、3年後、5年後の未来に目標設定していくことになります。
S=強み
W=弱み
O=機会
T=脅威
お店や会社を経営していく上で
自社を分析し、育てたり、あるいは脅威や機会を見定め
基材や人材など投資する必要があります
この投資を間違えると多大な損害をこうむるわけです
SWは、競合他社の強みや弱みと自社の強みと弱み
OTは、経済や法律の変化、近隣の環境の変化 ( 脅威と機会 ) を表します
仕事にもよりますが、法律の変化に伴い依然使えていた物・事が使えなくなったり
あるいは、経済が下向きになったり上昇し潤ってきたり、消費税が増えたり
また、商店街の近くにこんど大型店の出店が決まったときに
自社の強みをどう活かすかなどですね
時には、視点を変えて自社の弱みを強みに変えると言う方法もあります
資源力が強みの大型店に対して
地域密着や生涯顧客として、お客様一人々の方と絆わ強めれるのは
専門性を発揮できる、個人経営や中小企業です
強みをいかに発揮できるのか、よく考えて行きたいものです。
web検索では、「スワット」 でも 「スウォット」 どちらでも出てきますので
どちらの読み方でも良いと思います
肝心なのは実際に分析し使いこなせるようにすることです
なんらかの特別な拘りがある商品やサービスならばともかく
消費者は意外と欲しいものが具体的に見えていない場合があります。
無数ある企業の商品やサービスの中から消費者が選ぼうとしても
物が溢れて飽和状態の日本の市場では
「 どこが良いのか分からない 」 「 どのプランがいいのか分からない 」
「 どの機種がいいのか分からない 」「何がいいのか分からない?」 など
選択肢が多いと、消費者はどれを選んだらよいのか分からなくなり、迷い
自らの意思で選ぶことが難しくなり
そして、購入への決断を後回しにしてしまうのです。
ですから、「 ニーズ ( 欲しい物 ) は、既に顧客の中にある 」 と考えるのではなく
顧客の話に耳を傾けて、興味のありそうなこや悩みや欲求、価値観を考えて
「 消費者にとって、この商品はこのようにお役に立てるのです 」 と提案する
あるいは、商品・サービスを何のために、どの様に使うのか提案しなければ
消費者には気づいてもらえない。
使ってもらうために、使い方を提案する、使う場所を作るなどなど
売り手から積極的に商品を使うシーンをアプローチする必要があります。
商品・サービスの売り手側は
商品・サービスの事を熟知しているかもしれませんが
消費者は知らなかったり、使い方が分からない場合があります
ですから、消費者が実際に使う場面を想定し
価値や欲求を満たすような用途を考え提案するのです。
「 こんな人にはこれを 」 「 あんな時にはあれを 」 と言うふうに
選ぶ際の指針やガイドを提供し、選び方を教え、買うときの利用方法を提案する。
もし、使う場所が無いと言われたとすれば
使う場面を作りましょう、提案しましょう。
決して 「 買って買って 」 オーラで
商品の機能や内容を一方的に売込みをするのではなく
企業のマーケティング戦略に沿ったターゲットの話を聞き
購入への壁となっている「なにか」を察知し、取り除き、
欲求喚起の提案をする必要があります。
商品やサービスの弱点は弱点として認め
その弱点をどう克服できるのか、消費者の身になって考える
常に 「 消費者のために 」 、何が出来るのか考える必要があります。
独自資源がななく、差別化だけされていても
良い物は、すぐに真似されてしまいます。
独自資源は差別化戦略の土台となる物であり
他社が真似できないものである必要があります。
「 他社が真似できない 」 と言うと
小さなお店の個人経営者には
「 うみたいな小さなお店じゃ、そんなの無いよ 」 と
難しく考えてしましまうかもしれません。
しかし、まったく無い物を一から創造するのは難しいですが
個人が人生で経験したこと、得た技術、気づき、人間性・らしさ
企業・お店を出そうと思った想い
その商品やサービスを世に提供したいと思った想い
社会に貢献したいという強い思いも 「 独自資源 」 と言えます。
そうした、「 気づき 」 や 「 想い 」 から
既にある商品やサービスをカスタマイズし
まだ広まっていない地域・需要がありそうな地域を絞り
そこでお店を出すことで、それが 「 強み 」 となります。
または、商品やサービスを違う業界で取り扱うことも
考えることができるかもしれません。
まったく違った業界で売るのは難しいかもしれませんが
価値や欲求と言う枠で、取り扱えそうな業界を考えることで
新しい使い方を提案できる商品・サービスかもしれません。
そうした気づきは 「 強み 」 となることもできます。
まずは、「 商品やサービスを、どの業界で売るのか 」
「 何処の地域やターゲット相に売るのか 」 をよく考え
商品やサービスは、あくまでも価値や欲求を満たすもの
であることを忘れないでください。
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