JUGEMテーマ:お仕事
素敵なブラック企業( ´艸`)
http://marubana.link/post-8346/8346/
日本の企業が効率の悪い仕事の進め方や古い社風でブラック企業化し
社員は家族と過ごす時間やリフレッシュする時間も削られ
過労死や自殺・うつ病の社員が増えてきた
最近、ようやく一部の企業でもこの状態を重く見て動き始めた
先日オリックス 5日以上有給取得で最大5万円の奨励金を出すと発表
内閣府は「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」において、
「誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、
子育て・介護の時間や、家庭、地域、自己啓発等にかかる
個人の時間を持てる健康で豊かな生活」
を私たちが送れることを目標として掲げている。
しかし、日本の企業が社員を大切にし心豊かな人材を育めるようになるには
まだまだ先かもしれない。
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専門家による予測で不況の波が押し寄せてくると言う話もありますが
実際にどうなるかは不明ではあります。
しかし、選挙当日に株価は大幅な動きがあったことは事実であります。
経営者として不景気のあおりは気になりますが
忘れてはいけないことは、商品やサービスそのものを売っているわけではないということ
商品やサービスはお客さんにとって欲求を満たしたり悩みを解決したりするためのもの
商品やサービスはそのためのものであり
自分(お客さん)にとって価値ある物がほしいと思いお金を出すということです。
市場はこの「価値」を巡っての争いということになります。
御社の扱っている商品やサービスは
誰(ターゲット)にとってどのような価値をもたらすのだろうか?
その価値をお客さんにもたらすための自社の独自資源は何だろうか?
お客さんから見た御社の強みや差別化ポイントは何だろうか?
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JUGEMテーマ:マーケティング
他社や他人が持っているものは「独自」とはなりえない
そういう意味では自身の苦労したことや経験も独自資源となりえる
自身が経験した事や克服(ノウハウ)したことを活かし
「同じ苦労をしている人のために役に立ちたい」と言う想いも
それは独自資源となるのです
独自資源はお客さんには直接目で見たり触れたりすることはできませんが
お客さんの目に見え、直接的に価値があるものが強みや差別化となります
独自の資源から生まれるものが差別化や強みであり
独自資源に支えられていない強みは他社に簡単にマネされてしまいます
しかし、自身が学んだ経験やノウハウから生まれる強み
つまり成功体験は何よりもの独自資源となりえる
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JUGEMテーマ:健康
朝方、起きてから「なんとなく億劫だな」と言う症状は誰しも感じる感覚です
一般的にこれらの症状は時間と共に薄れて行き
一度行動を始めると忘れてしまうことという体験はあると思います
また、頭痛(睡眠不足による頭痛・疲労や風邪が原因の頭痛など)は
一時的な症状であることがほとんどですが
うつ病による症状は、そうした一過性の症状とは異なり
朝、目覚めた瞬間から一日を通して続くのが特徴で、総じて気分も悪くなります
ストレスが溜まり心がオーバーヒートしている状態なのに
無理しようとしても心も体もいうことが聞いてくれるわけがありません
うつ病になりやすい性格は、マジメ・努力家・神経質・几帳面
不器用な性格(頑固・融通が利かない・何事にもこだわるタイプ)ですが
オーバーヒートしている状態にもかかわらず
行動できないことを自分の努力不足のように感じてしまったり
「やってできないことはない」と無理をしてしまいがちなのです
そういったことを繰り返すうちに、悪循環から症状が悪化してしまいます
うつ病でのイライラ症状は、他人に対してと言うより
自分に対しての「いらだち」が多いようです
何をやってもスムーズに進まないなど、自分に対しての苛立ちがつのり
できない自分への不安や焦りから、ひいては情けなさを感じることもあります
しかし、実際には無理してもいいことはありません
休みを取らずに無理に仕事を続け、かえって仕事の能率が下がってしまったり
そのことで、さらに自分のことを責めてしまったり
悪いほうへ向かってしまうのが容易に想像できます
傍目には、「さぼっている」「怠けている」と言ったような印象を
与えてしまうことがあります
それらは、怠けたようと思っての行動ではなく
病気の症状であり、当の本人は元気なときのように行動したいのに
うつ病でエネルギーが切れてしまっている状態なので動くことができないのです
そんな人に「もっとちゃんとしろ」「前向きになれ」などと言えば
自分のふがいなさや、簡単な日常生活すらまともにできないことに対して
自分を責め、ますます落ち込んでしまいます
本人は頑張ろうとして、悪循環になっているにも関わらず
健常時なら周囲の期待や励ましが嬉しい場合でも
うつ病患者にとっては、おおきなプレッシャーとなります
うつ病でとことんまで落ち込んでいるときに
「頑張れ」「しっかりしろ」「ちゃんとしろ」などと言われれば
できない自分を責め、さらに落ち込んでしまう結果となります
周囲が取るべき行動は
まず、本人の辛い状況を理解し、受け入れることです
そして、自分がその立場にたって、相手の辛さに共感を示し
受け止めてあげることが大事です
うつ病の治療には、軽症うつ病なら1ヵ月〜3ヶ月
中等以上の場合3ヶ月〜1年
薬は再発予防を視野に入れた場合は1年〜2年、服用することも普通です
会社勤めの場合、いきなり1年間の休養を取れと言われても
本人は困惑や不安になる場合もあるので、医師や産業医・上司や本人の間で
「とりあえず、1ヶ月くらい休んで様子を見てみようか」などと
「それくらいなら何とかなるかもしれない」と本人が思えるような
話し合いが必要です
先にも述べたように、オーバーヒートした状態では仕事の能率も下がるので
本人も、焦らずに「休養も仕事のうちである」と理解が必要です
仕事に復帰する場合でも、以前の職場に戻るか、異動するか、転職するか
仕事の適性や生活環境などを考慮して少しずつ社会復帰していきます
たとえば、ケガで一線からはずされたスポーツ選手の場合
長い休養期間やリハビリ期間を経て、調整しトレーニングを行い
万全を期してから復帰することになります
怪我が治っ宝と言って、いきなり試合にフル出場などと言うことになれば
せっかく治りかけていた怪我が悪化する場合もあるでしょうし
最悪の場合、選手生命を絶たれてしまうこともありえるからです
うつ病は、怪我と違い外からは外傷がないので分かりずらいですが
同じように、始めはウォーミングアップのつもりで
軽めの業務に就き、少しずつ様子を見ながら勤務時間を延ばしたり
仕事の量を調整していきます
長い休養を経ての復帰ですから、いきなり以前のように働けなくて当然です
あわてず、焦らず、心身ともに慣らしていくことが大切です
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JUGEMテーマ:独立開業・起業
先日の小池都知事の所信表明を見ていて
気が付いたのが「この人、横文字が多いな」と言うこと
相手が外国人や外資系企業の人ならそれでもよいのでしょうが
それをテレビで見ている都民は日本人である
横文字を並べて何が言いたいのかよくわからない言葉で話すより
もっと平坦な言葉でわかりやすく話したほうがよい
これは企業にも同じことが言えます
広告に横文字の用語を使って「カッコいい感じ」に見せてはいるが
横文字の用語が分からない人には「どういう意味?」となる
もったいない話である
もちろん、ターゲットが横文字の用語が通じる相手ならば
それはそれでよいのですが
専門用語もそうです
普段業界で話しているような言葉を
営業や商品説明で使って通じるとは限らない
問題は「平坦で且つ短い言葉で」その商品や会社が
どの様な悩みを解決してくれるのか
どの様な欲求を満たしてくれるのかを表しているかである
先日の小池都知事の所信表明を見ていて
気が付いたのが「この人、横文字が多いな」と言うこと
相手が外国人や外資系企業の人ならそれでもよいのでしょうが
それをテレビで見ている都民は日本人である
横文字を並べて何が言いたいのかよくわからない言葉で話すより
もっと平坦な言葉でわかりやすく話したほうがよい
これは企業にも同じことが言えます
広告に横文字の用語を使って「カッコいい感じ」に見せてはいるが
横文字の用語が分からない人には「どういう意味?」となる
もったいない話である
もちろん、ターゲットが横文字の用語が通じる相手ならば
それはそれでよいのですが
専門用語もそうです
普段業界で話しているような言葉を
営業や商品説明で使って通じるとは限らない
問題は「平坦で且つ短い言葉で」その商品や会社が
どの様な悩みを解決してくれるのか
どの様な欲求を満たしてくれるのかを表しているかである
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JUGEMテーマ:お仕事
何故人間は生きるのか
戦後の日本人は会社の奴隷化してしまった
家族を顧ずに一心不乱に会社にしがみつく大人たち
戦後、日本を支えてきた世代は
「俺が日本の経済を動かしてきたんだ」
「俺の若い頃はな・・・」なんて言いながら
家に帰ったら、嫁さんから子供の相談をされても「君に任せた」
姑との相談をされても「うまくやってくれ」としか言わず
たまに、父親ぶってえらそうに子供に説教しようとすると
「うるせーっ」なんて言われながら
娘からは「汚いんだから、お父さんの洗濯物と一緒に洗わないで」とか言われ
たまの休日の日に家でユックリしようとすると居場所が無くて
早く帰っても「食事作ってないわよ」と言われる
確かに、戦後まもなくして日本は経済大国として登り詰めたが
それと同時に家族との絆は薄くなり
便利な世の中にはなったが、自然は破壊され、ストレスフル社会へと進む
団塊世代が作り上げた「家族を顧ず会社へ身を尽くす」と言う精神は残り
時代に逆行し効率化を捨てて古いやり方にしがみつき「残業があたりまえ」
休みも返上し、あげく身も心もボロボロになりなっていく
家に帰れば自分の居場所はなく、しかたがないので仕事を続けると言う悪循環
物が溢れ豊かになったゲーム世代やネット社会の子供達
しかし父親や家族と過ごす時間は少なくなり、対人関係を築けなくなり
大人になると、平気で人を殺したりモンスターペアレントとなる
(あるいはお受験戦争で人を突き落とし生きていくことしかできなくなる)
さらに進んで今は二代目モンスターペアレントや
ゲーム世代の父親が家族を顧みずゲームばかりやっている
また、汚職や天下りで大金を手に入れる政治家たち
それを見て育った現在の子供達は夢も希望もなく
偉くなりたいとも思わず、ただ現実を見るだけ
子供は2980円の服でも買うかどうしょうか迷いながら
バブル期の母親たちは多少高い服でも買いなさいよと進める
少なくとも、子供や家族を作ったなら家族と過ごす時間を大切にすべきで
仕事は残業を辞めて早く帰って家族と過ごし
連休はキャンプなどへ行って一緒に食事を作ったり釣りをしたり
カヌーで湖や川を下り、夜は天体観測をしながら自然の大切さを教える
また、よい気の満ちた場所はリラックス効果も生みストレス解消にもなる
余裕があるなら狭い日本だけを見ているのではなく海外などに行き
文化や人種の違いを知ることも大切である
普段から話をする時間を作り、偉そうに子供に説教するのではなく
共感し理解し、それぞれの家族での役割を話し合うこと
家族があっての仕事であり、自分の人生であると言うこと
そうでなかったら、何のために生きているんだか分からなくなる
仕事も楽しまずにただ働くだけなら何のために仕事をするのか
子孫存続のためだけなら、本能的な感情だけで十分である
人間は本能的な思考以上に考える力があり、感情がある
人生、仕事も勉強も遊びも楽しくなくちゃ意味がない
もちろん楽しいことばかりじゃないけど
やりがいを感じれれば、辛いことも乗り越えることができるし
達成感も感じることができるのではないだろうか
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JUGEMテーマ:健康
うつ病にしろ不安症にしろ依存症にしろ
(一部の)ストレス疾患の原因は外的要因が強い
誘因は自分の能力を超えた仕事や社会環境により
精神的に耐えることが出来なくなり発病する
原因としては遺伝子、成育歴、脳の神経伝達物質などいろいろ考えられる
カウンセリングにおいて、過去や原因を追究すしたり
あるいは病名を付けて治療を行うものではなく
クライアントとの対話によりストレスを緩和し
その人の生活習慣や認知の歪みを修正することにある
認知の歪みとは
人間はある環境に対応した考えで問題を解決しようとします
ストレスが強くなるとそうした適応的な働きが出来なくなり
次々と悲観的な考えが頭に浮かぶようになり否定的な判断をするようになります
人間は困ったことが起きると本能的に、自分が一番自信のある方法を使って
問題を解決しようとしますが、それが仮に上手くいかないようなことがあると
まるで自分が否定されたように感じてしまいます
意識しないところで、自分の価値まで否定されたと思って
最初のやり方からなかなか離れられなくなります
そうすめと、当然のことながら問題は解決されないままつづき
ますます焦ることになります
自信がなくなり、気分が沈みこんできます
こうして気持ちの悪循環がすすむのです
認知療法(認知行動療法)では、この歪みを修正することにあります
うつ病などでは「どうして」と言う言葉は使わないほうがいいようです
これは、母親が「どうして勉強しないの」「どうして遊んでばかりいるの」
あるいは上司の「どうして仕事が進まないんだ」などの言葉は
逆に疾患者を追い詰めることになるでしょう
あるいは「貴方は○○だからいけないのよ」などと言う否定的な言葉や
決めつける様な言葉も疾患者を追い詰めることになります
うつ病などでは、本人が食欲や睡眠がうまく取れていない
あるいは仕事に集中できないなどの変化を感じることがあっても
その原因が分からない場合があります
あるいは、周囲が治療をすすめても本人が認めない場合や
本人に治療意思がない場合があります
(現代うつでは本人が認め積極的に治療にあたる場合もあります)
周囲は敏感に感じ取り、「眠れないようだから」「食欲がないようだから」
「仕事に集中できないようだから」と具体的な問題点について話し合うことが
本人を医師へ相談するように促すことです
(無理に医者へ連れて行くのも逆効果となります)
いずれにしても、早い段階でストレスを感じてきた
あるいは「最近、食欲が落ちた」「睡眠が取れない」などの
日常の変化に本人が気づき、カウンセラーや医師に相談することです
適応障害は、健康な状態でもないが
ストレスにより眠れない、食欲不振、肩こり、関節のダルさ、動悸、めまい
疲れやすい、頭痛、膨満感、下痢、便秘、ガスが多い、足の痛み、冷え
などの症状が感じ取られます
これらの症状や体調の変化を感じているのにも関わらず
ほうっておくうつ病や不安障害などなど精神疾患へと確実に進みます
適応障害とは精神疾患の一歩手前の症状と捕らえることができます
うつ病とはちがい本人もその症状を感じることができます
特に、消化器官の症状
胃の不快感、腹痛、膨満感、下腹部が張る、お腹がグルグル鳴る
便秘、下痢、ガスが多い
精神症状では
不安、気がめいる、集中力がない、イライラする、怒りっぽい、意欲が無い
細かいことが気になる、寂しい、悲しい、記憶力の低下、注意力の低下
その他
耳鳴り、冷え、ほてり、足の痛み、めまい、動悸、めまい、立ちくらみ
のぼせ、偏頭痛、肩こり、関節のダルさ、酸欠感、ため息、目の疲れ
眠れない、眠りが浅い、いつも眠い、食欲が無い
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JUGEMテーマ:健康
ホルモンは視床下部の下にある脳下垂体という場所から分泌されています
年齢によりホルモン分泌は減りますが、視床下部(間脳)はさらに分泌を増やそうとし
脳下垂体に命令を出し続けることにより自律神経が乱れてしまいます・・・
これが更年期障害です
(自律神経=体温調整・摂食・水分摂取・性行動など本能行動の調節をおこなう)
これに近い症状は自律神経失調症があります
自律神経失調症はストレスなどによりホルモン調整に影響した症状のひとつです
男性と女性の身体の作りは違います
毎月の排卵や月経、妊娠、出産など性周期によるホルモンの作用と
密接に関係しているからです
男性は女性にくらべると更年期の症状は少ないと考えられているため
アロマテラピーの教室でもあま扱わないようですが
男性でも最近はストレスや社会・生活環境の変化により
更年期が増えているようです
自律神経失調症ではストレスによる自律神経の乱れによる症状であり
更年期障害と同様に身体の作りから女性の方の方が多いですが
ストレスの乱れと言う観点では、必ずしも女性特有と言うわけではなく
男性にも起こりうる症状なわけです
自律神経失調症の症状と適応障害では症状が似通っています以下参照
http://hitosi-cenote.west-cities.com/?eid=1584958
男性の主な更年期症状では
精神面では、睡眠障害・イライラ・不安感・疲労感・気力の減退など
肉体面では、筋肉・筋力の低下など
脂質代謝では、体脂肪増加など
性機能では、精力(性欲)減退などが上げられるようです
ゼラニウムはホルモンの量をバランスよく出すように調整を行います
男性にとってゼラニウムは情緒不安定やストレス性の不調や
疲労感に向いています
自律神経が乱れやすい人とはどのような方でしょうか
それは、ひとつに生まれつきの性質が上げられます
乳幼児に飲んだ乳をすぐに吐き出す、下痢をしやすい、おびえてよく泣く
などの傾向が見られる方、あるいは自家中毒を起したり
環境が変わると寝つきが悪くなる、熱を出しやすい、乗り物酔いをしやすい
これらは一つの目安となります
思春期ではどうでしょうか
この次期に、立ちくらみ、めまい、動悸、頭痛、低血圧、便秘など
これらに悩まされがちな方は要注意で、女性は月経異常がある方が多いようです
そのほか、冷え性、食べても太らない、体力がなく疲れやすい
これらの方は自律神経失調症になりやすい体質といえます
また、体質は遺伝します
両親のいずれかにこれらの傾向が見られる方も要注意であります
これらに該当する方は
交感神経が緊張しやすい、副交感神経が過敏であることを自覚し
日常の生活で睡眠や食事、休養、趣味などのストレスを緩和する方法を
個人で取り入れるようにしましょう
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JUGEMテーマ:健康
自律神経失調症は1960年代より使われ始めた病名であり
以前は「不定愁訴症候群」などと呼ばれいてました
病状が自律神経系に関係していることが判明し
検査で器質的異常が見られない症状に対する便宣上の総称として
使われ始めた病名です
※器質性疾患
検査により臓器や器官に異常が認められる症状
また、一般的な検査で異常が見つかりにくい病気を機能的疾患という
日本心身医学会では、自律神経失調症の定義として
「検査をしても、その症状を裏付ける所見が見出されず
気質的病変はないがさまざまな不定愁訴を訴える状態」としています
自律神経の働きや状態は簡単に測定できず、症状もさまざまなため
診断は難しいのですが、臓器や器官を調べても異常が見つからないのに
症状を訴えるケースを「自律神経失調症」と診断する傾向があるようです
何でも「自律神経失調症」でかたづけてしまうと
重大な病状を見逃すこともありえます、不定愁訴とされる症状が長く続く場合は
もう一度、診断してもらう必要があるかもしれません
自律神経失調症は大きく分けて4つのタイプに分けられる
本態性型
生まれつき、自律神経の調整が乱れやすいタイプ
神経症型
心理的な要因によって自律神経の機能に不調をきたし
不定愁訴の症状が現れるタイプ
神経症との境界線があいまいだが
身体的所見が強く見られる場合にあてはめられる
心身症型
日常生活のストレスが原因で、症状の現れ方や過程が様々
喜怒哀楽の感情、疲労などのストレスを無理に抑えることにより
自律神経に変調をきたす
抑うつ型
ストレスが慢性的に蓄積されることにより、うつ状態の反応をきたすと
頭痛、腹痛、不眠、食欲不振など身体症状が現れる
抑うつ気分がこれらの症状に隠れて発見されにくいと
うつに対する適切な治療がなされないことになる
また、特定の臓器や器官に限って強く現れた場合には別の病名がつけられます
偏頭痛、眩うん症(めまい)、過敏性大腸症候群、円形脱毛症
過呼吸症候群、気管支喘息、パニック障害、更年期障害などです
器質的疾患が見られない場合、これらは自律神経のバランスによる症状で
精神的なストレスや不安が要因で起こっていると考えられます
これらの症状は心身症として分類される場合があります
心身症とは、悩み、不安、不快、気がかりなどの精神的ストレスが引き起こす
身体的な症状の一つであり、精神的な問題が関与している身体疾患の病態名です
自律神経失調症をはじめ、その仲間に属する病気のほとんどが
心身症といえます
日本心身医学会における心身症の定義
「身体疾患の中で、その発症や経過に心理・社会的因子が密接に関与し
器質的ないし機能的障害が認められる病体を言う
ただし、神経症やうつ病など、ほかの精神障害に伴う身体症状は除く」
自律神経失調症に似た症状で器質性の病気が潜んでいる場合があります
胃がん
胸焼け、胃もたれ、胃の不快感など
食道がん
胸のつかえ、飲み込みにくさなど
脳腫瘍
頭痛、吐き気、手足のしびれ、ふらつきなど
糖尿病
喉の異常な渇き、倦怠感、かすみ目、多尿など
貧血
身体のだるさ、動悸、息切れ、微熱など
自分で「自律神経失調症だろう」と放置せずに、病院で診断をしましょう
病院で検査しても症状が続く場合は、もう一度精密検査をしてもらうことも
必要かもしれません
自律神経失調症による抑うつ気分とうつ病とはどのように違うのでしょうか
うつ病の場合、「DSM−IV」や「ICD−10」の区分は
内因性精神障害
脳の機能障害(神経伝達経路の異常など)
または、遺伝の要因
原因は分からないが、脳の機能の障害によると考えられるもの
精神障害・精神疾患の中核となるもの
心因性精神障害
心理的なストレスが原因となって生じると考えられるもの
また、そうなりやすい「素質」もふくまれる
と区分される
つまり、脳の神経伝達経路(もしくは、遺伝による)の障害があり
ストレスにより症状が現れたものがうつ病であり
自律神経失調症による抑うつ症や不定愁訴は
ストレスによる脳のホルモンが乱れることによる症状
または両親の体質による遺伝の症状である場合もあります
うつ病との判別は、素人では分かりにくいので
心療内科などの専門医に症状や抱えている問題を話しながら
病名や治療法を決めていく必要があります
神経症との違いは不安がキーとなります
神経症とは、不安や心配事など心理的な原因から心身の不調を訴えるもので
正式名称を「神経症性障害」といいます
以前は神経症をノイローゼとひとくくりにしていましたが
現在は細かく分類されるようになりました
パニック障害、全般性不安障害、強迫性障害などなど
精神疾患の中ではもっとも多く見られます
いずれのタイプにも共通して言えることは
強い不安や緊張が見られるのが特徴で
動悸、息苦しさ、めまい、発汗、頭痛、ふるえなどの
自律神経症状を伴います
適応障害は、神経症の分類に入る
自律神経失調症とも共通するのがストレス、生活のリズム、性格などですが
適応障害では特に生活・社会環境のストレスが重荷となり
不安、焦り、絶望感などが強く現れ、時に攻撃的な言動をとることがあります
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JUGEMテーマ:健康
ー 環境心理学と不適応障害 ー
心理学的に「不適応」とは、自身と生活環境または自然環境の
不調和関係性(不快・不安・不満)が長期に渡って持続された状態を言います
生活環境や自然環境から発生する様々な刺激や衝撃に心が適応できないと
身体の適切・有効に対応しようとする働き(恒常性)が低下してしまい
「不快・不安・不満」など、否定的な情緒不安に支配されてしまいます
生活環境、自然環境、人間関係など様々な不調和関係性が続くと
過剰なストレスにより様々な身体的な症状として現れます
ー 恒常性と自律神経失調症 ー
自律神経系・内分泌系・免疫系は、暑さ・寒さなどの外気の変化をはじめ
様々な環境の変化に対して、安定した状態を保つように調節し維持(恒常性)をしています
自立神経系 = 血管や内臓を調節する
内分泌系 = 身体の機能がスムーズに働くようら調節する物質・ホルモンの分泌に関わる
免疫系 = 身体をウイルスや細胞などから守る
自律神経系はニ系統に分けられます
●交感神経 = 強い恐怖、興奮、はげしい怒り、緊張、悩みや不安などに反応し働きかける
※交感神経の働き = 瞳孔の拡大、心臓の拍動が速くなる、血管は収縮して血圧を上げる
(体はエネルギッシュな状態となる)
●副交感神経 = 体を緊張から解きほぐし、休息させるように働く神経
※副交感神経が優位になると = 瞳孔は収縮する、脈拍はゆっくりとなる、血圧は下降する
(体も心も夜の眠りにふさわしい状態となる)
これらの機能を統括していいるのが視床下部です
肉親との離別、怪我、病気、事故など
様々な強いストレス状態が長期に渡って続くと視床下部の働きは低下し
恒常性が乱れることにより、心身の変調をきたします
不眠・イライラ・胃潰瘍・肌荒れ・腰痛・頭痛など
長期に渡る悩みや心配事により交感神経は興奮状態が続きます
また、夜ふかしなどの生活のリズムの乱れにより
本来なら副交感神経の働く時間帯に交感神経が働く状態となり
二つの神経の切りかえはうまくいかなくなります
そして、交感神経が極端に偏って働くようになり自律神経のバランスは崩れてしまいます
状況により活動させたり休息させるという各器官のコントロールはうまくいかなくなり
全身の器官にさまざまな不定愁訴として表れてきます
これが自律神経失調症です
芳香成分が脳に働く仕組み
芳香成分は鼻の奥にある鼻腺毛と呼ばれる部分で
インパルスと呼ばれる電気信号(香り信号)に変化します
電気信号は直に大脳辺縁系を経て視床下部へ届きます
視床下部に到達した電気信号は視床下部を刺激し
働きの落ちている恒常性を再度回復するよう働きかけ
身体は再び安定した状態を取り戻すことができるのです
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JUGEMテーマ:健康
心身の不調は睡眠状態に表れやすくなります
不眠の症状は心のバロメータと言えます
まずは、睡眠について知りましょう
睡眠時間は、年齢と共に変化します
10代では8時間程度、20代〜30代で7時間程度
その後は少しずつ短くなっていき65歳を超えると6時間程度、70代には6時間を割ります。
また、睡眠には個人差も大きく
人それぞれで適切な時間が異なります
一般成人の睡眠時間は7時間前後ですが
6時間でも日中に眠気で困らずにスッキリと過ごせる方も居ます
しかし、平日に比べて休日に3時間以上も余分に眠らないと
いられないようであれば睡眠不足だと考えられます。
※不眠とは、寝ようと思っても眠れずに苦痛を感じること
※睡眠不足とは、仕事や勉強や遊びで睡眠時間が確保できない
本人の意思で眠ろうとしないため睡眠が不足している状態
睡眠時間を削ると
日中の眠気だけではなく、集中力の低下、注意散漫、活力の減退
イライラ感がなどが出やすくケアレスミスや
事故を引き起こす危険性も高くなります
たとえば、4時間に制限して6日間生活を送ると
疲労、ストレス、血糖値のコントロールが悪くなるという
実験結果もあるようです
このような睡眠不足は心体に如実に影響します
病気から身を守るためには生活の見直しが必要です。
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JUGEMテーマ:健康
心身の不調は睡眠状態に表れやすくなります
不眠の症状は心のバロメータと言えます
まずは、睡眠について知りましょう
夜に眠ろうとしても寝付けない原因の一つに
セロトニンの不足があります
睡眠に必要なホルモンの一つにメラトニンがあります
メラトニンは日が沈み暗くなることで
セロトニンから合成されて熟睡へと促進していきます
しかし、セロトニンの分泌が日中に十分されていなければ
メラトニンも不足し不眠になってしまいます
セロトニンを分泌する方法は日中に太陽の光を
十分に浴びることで生成されます
しかし、昼夜が逆転した生活を送っていると
いくら昼間にしっかりと睡眠を取っていても
日中にセロトニンが分泌されていないために
メラトニンも分泌されにくくなり不眠となります
また、メラトニンには「活性酸素を除去する」という
役割も持っています
活性酸素とは、体内でエネルギーを作る際に出きる悪玉物質です
活性酸素が体内に蓄積されていくと
細胞を傷つけ、成人病や老化の原因となるのです
メラトニンが分泌されるのは午前0時〜2時の間で
この時間帯に深い眠りに入っていれば
傷ついた細胞が修復され肌も綺麗に整うのです
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JUGEMテーマ:健康
JUGEMテーマ:マーケティング
自分が好きな音楽や心地よく感じる音は
大音量でも苦痛にはなりませんが
他人にとっての雑音や騒音は、煩いだけではなく
心身の調子を悪くすることがあります
特に夜間の音は昼間よりも敏感になり
睡眠も悪い影響が出ます
寝室の音が40デシベルを超えると
寝つきが悪くなり夜中にも目覚めやすくなります
40デシベルとは、おおよそ図書館の静けさに相当しますが
それ以上の環境下では浅い眠りが増えて
睡眠の深さが頻繁に変わるようになり
質の悪い睡眠しか得られません
深夜の音楽や会話は、隣近所と揉める元となりますので
気をつけたいものです
JUGEMテーマ:健康